423作目はさかのぼりつつ見ている投稿物を…。
『ほんとにあった呪いのビデオ32』
2009年作品。一般投稿による心霊映像を集めた人気作「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第32弾。
-感想-
①運動会
小学校の運動会の様子を記録した映像で走り回る子供達の中に下半身だけの子供が同じように動いています。
どうやらこの小学校で昨年生徒がダンプカーにはねられ胴体が真っ二つになりその霊みたいですね。
下半身だけを映した子供を合成させているとしか思えずあまり怖くなかったですね。
②犬の散歩
愛犬を散歩させていた投稿者がちょっと遠出をした時に撮影した映像で製作委員会が投稿者に取材をします。
投稿映像は散歩中に犬が吠えだしその方向を映すと返せという言葉と共に女性の霊が写り込んでいます。
その後犬は死んでしまいどうやらこの公園で子供を捨てそのあと自殺した女性の霊らしいです。
霊の姿もいいし返せという言葉も不気味ながらしっかり聞こえるのでなかなかいいエピソードでした。
③クラブイベント
クラブのイベントを撮影したときの様子でその打ち上げの時にドアの向こうに軍人の姿らしき物が見えます。
どうやらこのクラブの場所は陸軍の施設で戦争終了後にそこにいた人が多数自殺しております。
何というか霊というか動きも無くぼやけているので霊と言うよりも落書きのような雰囲気でした。
④不在
大学の是美に同窓会の様子を撮影した映像で語っている劇団員の若者の手首が消えています。
その数ヶ月後その劇団員は作業中に怪我をして消えていた手首の部分を大怪我したようです。
何というかよく見なきゃ何かの障害物で映ってないように見えるだけに全く怖くなかったです。
⑤Twenty Seven 前編
後に活躍する演出補の菊池君について実はスタッフに参加するまでは常連の投稿者だったらしいです。
その菊池君の元には20歳の誕生日から毎年誕生日に不快な映像が送られたので投稿していたらしいです。
そこには霊とか映っておらず採用こそされなかったがひとまず製作委員会の倉庫に保管してあります。
ある日菊池君とビデオと同じ物が製作委員会に送られてきますがそこには霊が写っています。
投稿者に取材しますが菊池君が投稿者に会うのを嫌がり他のメンバーで投稿者に取材をします。
取材で投稿者に会いますが新品のビデオテープを使ったのに変な映像が映り込んでしまったそうです。
現地に取材を開始しますが付近の人から情報が得られなかったですが電柱である物を発見します。
それは変なマークで付近一帯にアリそれを点でつなぎ合わせると投稿者の家を中心に同じマークになります。
ひとまず投稿者に調査を報告して後日会うことになります。
⑥シリーズ監視カメラ ネットカフェ難民
ネットカフェを経営している投稿者からの監視カメラの映像で個室のドアの下から人の足が見えています。
どうやらこのネットカフェの個室で最近自殺した投稿者の霊のようですね。
見やすいことは見やすいんですが下半身だけなのであまり怖くないですね。
⑦タクシー
個人タクシーを載っている投稿車の映像で後部座席の窓からタクシーにしがみつく女性の霊の姿が映ります。
どうやらこの付近で殺された女性の霊の姿らしいのですがぼんやりしていてよく分かりませんでした。
⑧赤い人
友人達がドライブ中の様子をデジカメで撮影した物で窓ガラス越しに赤い服の女性の霊の姿が映っています。
どうやら映っている目の前のアパートで服毒自殺した女性の霊らしいですね。
この映像はスローでもわかりにくくよくこれをみて女性の姿と分かったのか感心しました。
⑨続 Twenty Seven 前編
投稿者にまた会うことになりますが約束になっても来ず連絡をすると来なくていいと断られてしまいます。
不審に思ったスタッフが投稿者のアパートに行くと反応は無いんですが投稿者が窓から覗く姿を見ます。
しかし出てこず待っているときのさなかに渡邊さんが外で投稿者を発見したのでスタッフで探します。
岩澤君が投稿者が発見しますが包丁入りの買い物袋を落とし喚き散らしながら逃げ出してしまいます。
また投稿者のアパートに行くとすでに投稿者が首を吊っており後日警察沙汰になってしまいます。
投稿映像ですが廃屋の様子が映っておりそこには奥に何者かが映り込んでいます。
そして画面いっぱいに目だけ白い何者かの映像が映り込んでおり霊以外菊池君の映像と全く同じです。
エピソード自体は面白かったのですが映像自体霊の表情が分からずあまり怖くなかったです。
寸劇の方は10周年記念と言う事で投稿者が自殺と言う素晴らしいやり過ぎた演出ですね。
実の所自分はこの32から見始めてファンになっており今回改めて見直しました。
投稿映像も②あたりは見応えがありましたがその他は地味な物が多いですね。
まあ投稿映像のやり過ぎ部門は封印映像が専門なのでそのあたりは問わないことにします。
そんな感じでまた見直しているところなので書くネタが無くなったら書こうと思います。