414作目はTWA配給のオムニバス邦画ホラーを…。
『東京心霊ナイト』
2011年作品。2人の人気アイドルに襲い掛かる数々の怪奇現象とは…。
-感想-
①呪信 JUSIN
グラドルの小田あさ美をゲストに彼女に起こった出来事に沿って番組が進んでいきます。
それはブログに死んだ友人からの書き込みがありイタズラとは思えないと言う事で友人の姉の家に行きます。
そしていろいろ話を聞きいよいよ霊を払うと言う事になったとき小田あさ美が実は自作自演だと告白します。
しかし同行している霊能者の話だと本当に取り憑かれており行かなければなりません。
先に行ったスタッフは友人の霊に襲われ戻ってこず結局霊能者のアイドルの2人で行きます。
そしてせかされる中霊がいるという湖の前で友人の携帯電話を通じ謝罪をします。
最後のオチは姉がスタッフにかけた言葉は実は憑いてきていた友人にかけた言葉でした。
暗くてよく分からんし小田あさ美は別としてあと同行している2人の大根役者ぶりが目立ちます。
霊が迫ったり音がしただけでびびる霊能力者なんてありえんしこれでよく仕事が出来るなという感じでした。
突然大きな音を出すだけの安易な演出がうざく他の演出や音楽もセンスのかけらも感じませんでした。
センスが無いならせめてわかりやすく描いて貰えればまだ見ていて楽でした。
恐怖感やスピード感をごちゃごちゃさせるだけで描こうとはおこがましいです。
②心霊アイドル ゆうれい子
ゆうれい子というアイドルへの取材で実は霊が見えるんだと言う話のあと彼女の怪談話が始まります。
怪談話のあと人生相談を行いそのあとは普通の取材に入ったときにアシスタントが体調不良を訴えます。
立ち小便を神社でして罰が当たり外国人の悪霊が取り憑き走り去ってしまいます。
アイドルとディレクターの2人で追いかけ何とか除霊はさせますがアイドルは死んだ父親の声が聞こえます。
そして探し回りつつ部屋でアイドルが語り始めてエンドです。
これは酷く心霊としても中途半端だしそもそも役名という時点でPVの体裁すら整っていません。
しかも映画としても展開がグダグダで演出も1つめと同じくごちゃごちゃさせるだけで意味はありません。
小道具のラジオも何言っているか分かりませんしそもそも話の本筋すら分かりません。
これは最悪な部類でつまらない上にいらつきネタにならない使えない作品でしたね。
同じ駄作でもネタになるZ級作品ならまた見ていて良かったと思うんですがこの作品は見て損しました。
まあ配給会社がTWAなので仕方は無いですがそれでも駄目な物は駄目ですね。
そんな感じで救いようの無い駄作なので誰にもお勧めできない作品でした。