ザ・マッドネス 狂乱の森 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

412作目はかなり珍しいイスラエル作品を…。


『ザ・マッドネス 狂乱の森』


2010年イスラエル作品。エクリプス・ホラー、リリース第7弾!

イスラエル産・・・・・・初の本格スラッシャー・ホラー、日本上陸!!



-あらすじ-


ある森の中で、行方不明になった兄妹。妹は、猟奇犯によって掘られた穴に落ちてしまっていた。


兄は助けを求める為、森の出口まで出た。そこで、テニスの試合に向かっていた男女4人組が乗る車に


遭遇した。ことの成り行きを説明された彼らの内、2人の男性が兄と共に森の中へと捜索へ向かった。


残された2人の女性は、警官を呼んで事情を説明しようとした。しかしやって来た2人の警官の内、


1人は変態警官だった・・・・。



-感想-


誰が主人公?と思うぐらい各登場人物が均等に出てきてよくわからん映画でした。


話は家でした兄妹の妹の方が穴に落ちてしまい兄は助けを求める為に道路で車に突っ込みます。


車の中にはテニスの大会に出る男女4人が乗っており男2人は兄と一緒に妹を救出しに行きます。


一方穴を作った悪人は妹を縛り拉致している最中に猟犬に出くわしたので殺害します。


でもその悪人も犬を追ってきた森林警護隊の男に麻酔銃で撃たれ妹は保護されます。


4人組で残った女性2人が警察を呼びますがこれがくせ者で一人は変態警官でセクハラし出します。


もう一人の警官も奥さんとの仲直りで頭がいっぱいなので変態警官は放置です。


女性の一人が変態警官から銃を奪い指を吹き飛ばし2人で逃げますがブチ切れた警官は一人で追いかけます。


追いつかれますがもみ合いの末変態警官を串刺しにしますが証拠隠滅中に女性の1人も地雷で爆死します。


男2人と兄の3人は罠の場所に行きますがおらずその最中に男の1人が熊用の罠にかかります。


それは何とか逃れることが出来ますが罠にかかった男と兄で喧嘩になり兄だけ単独行動をします。


男2人は兄に着いていくか車に戻るかで喧嘩になり女がらみで揉めて一人をボコボコにします。


しかしボコボコにされた罠にかかった方の男に後ろから石で撲殺され車の鍵を奪い車に戻ります。


兄は妹を抱きかかえる男を見つけ瀕死の重傷ながら撲殺して妹を救いますが間違って殺した事を知ります。


警護隊の男の妻からの妊娠報告の無線を聞きながら2人は殺した男を埋めていきます。


しかしその時点ですでに兄は死にかけており一仕事終わったあとに妹に看取られて死にます。


車に戻ったテニス4人組の男の1人は同じく道に迷ったドライバーに車に乗せてもらいますが車が動きません。


一方同僚を待っていた警官は家の留守電に妻への恨み言を残しますがその時に妻から連絡があります。


携帯電話からで外出して出られなかったと言う事で留守電を聞かれたらまたやっかいです。


そこで慌てて家に帰るときに生き残ったテニスの4人組の女に出くわしますが銃を発砲してきます。


警官は撥ね殺しますが本人も撃たれ家には戻りますが力尽き帰ってきた妻に看取られて死にます。


眠らされていた悪人は目覚めてヒッチハイクをしますが成功せず国への愚痴を言いエンドです。


何というか悪人と思われていた人って犬を殺したぐらいであとは寝ていただけなんですよね。


映画は変態警官の霊は置いておいて主役不在の中勘違いや諍いの中殺し合いになります。


アメリカあたりだったらきっと最初の兄妹が主人公で殺人鬼に森に入ってきた人達が殺されるんでしょうね。


ただこの主役不在の作品と言うだけあって流石にオチは読めませんでしたね。


何も殺し合わなくてもと思いましたが自分的にはこういう理解不能な作品もあっていいと思いました。


イスラエル作品というどんな作風が多いのか想像も付かないのでその点でも見て良かったと思いました。


その中でも森に地雷原があるとか流石紛争地帯だなと言う事も感じられました。


意外な展開も良かったですがもうちょっと登場人物が固定されていたらもっと面白くなったでしょうね。


見た感じ話がまとまっていないだけか視聴者に展開を読ませないだけか判断がしにくい部分もあります。


それにしてもイスラエル映画や俳優や映画監督など全く知らないので調べました。


かろうじて女優のナタリー・ポートマンを知っている程度であとは知らない人ばかりですね。


そういえば彼女主演の「ブラックスワン」の存在を忘れていたので近いうちに見てみようと思います。


話は脱線しましたがこれからはイスラエル映画を見られる機会もあるだろうから押さえていこうと思います。