144作目は凄く退屈なホラーを…。
『スクリーマー悪夢の予言者』
2006年アメリカ作品。まだまだ終わらないよ。
-あらすじ-
クリスティー・ドーソン(グウェンドリン・ガーバー)はドリーマー。彼女には、生者と死者の橋渡しをする
特殊能力があった。その目に映る異様な光景を理解することもコントロールすることもできないまま、
彼女は将来起こるおぞましい出来事を、ひんぱんに夢に見るようになる。何者かの手で
周りの人間が次々と殺されていく中、次第に誰も信じられなくなっていくクリスティー。はたして
彼女は自分が次の標的になる前に、何十年も昔の謎に隠された真実を暴き出すことができるのか?
-感想-
う~ん、内容はとてもチープで面白くないですね。
ざっと書くと霊能力のある姉ちゃんが周囲で起きる殺人を夢で予見する話です。
登場人物は4人で主人公とその彼氏、女友達とその彼氏で彼氏同士とても仲が悪いです。
あとは夢の中に出てくるいかにも幽霊と言う感じの少年で主人公に警告します。
その少年はお前なら出来ると励ましますが特にヒントやアドバイスはくれません。
ちなみに真犯人は女友達の方の彼氏で主人公に惚れておりその為に犯行を犯しています。
だから主人公の彼氏が憎くて堪らないのでそれに関する連中を殺すわけです。
犯人は主人公の彼氏に最初から食ってかかりチームから孤立させてしまいます。
素行不良の為試合前に飲酒運転で捕まり一方彼氏の方は試合で大活躍します。
無視していたチームメイトも注目されますがそれが犯人にとって気に入りません。
被害者の一人は彼氏に犯人が飲酒運転で捕まったと知らせたチームメイト。
そして2人目と3人目は彼氏を凄いと認め犯人を駄目な奴と小馬鹿にした奴とかです。
4人目は犯人の彼女でイライラが募っているときに憎い奴の名前を出した事で殺されてしまいます。
幽霊も真犯人の弟で自分の物を触ったという理由で階段から突き飛ばして殺します。
ただ幽霊が兄貴を恨んでいるのかそれとも兄貴の犯罪を止めたいのかよく分かりません。
どちらにしても殺された5人はかなりチープな理由で犯人に殺されるのですごくショボイです。
アホなのか折角憎い主人公の彼氏を拘留まで罠にかけたのに何故か自分の彼女を病室で殺します。
そのあと主人公に迫ってきますが警察から逃げてきた彼氏が駆けつけます。
やりとりしている間に犯人が主人公を人質にしてそうしている間に警察にまで囲まれます。
その後は彼氏が飛び込み主人公を助けた所で警察に銃で撃たれて解決です。
後日主人公がデート中トイレに入った時点で鏡越しに別の幽霊の姿を見てエンドです。
ホラーというか幽霊が出るだけで内容はサスペンスに近く特にグロいシーンとかありません。
はっきり言うと大どんでん返しもなく退屈な映画で面白くも何ともありません。
そんな感じでZ級とまでは行きませんが単なるつまらない映画で人にお勧め出来ない作品でした。