ご覧いただきありがとうございます
我が家のNKT48(名古屋コーチン48)、
二代目がすっかり大きくなりました
もう、一代目と同じ体格、
もしくはそれ以上?
トサカがまだ短いですが、これからきっと
トサカも赤く大きくなっていくのでしょう
そろそろ卵を産み始める頃なので、
鶏小屋の二世帯住宅の二代目側が
気になります
我が家はいつも鶏に、市販の配合飼料と
いうのを与えています
そしてなるべく毎日野菜類、
今は白菜や大根の葉、水菜等を
あげています
人参やきのこ、柑橘類の種も大好きなようで、
奪い合って食べています
時間のある時は、
庭や畑で放し飼いにしているので、
生えている雑草や腐葉土、
ヤモリや幼虫などの虫を食べたりもし、
弱肉強食を肌身で感じます
鶏のことを調べていると、
発酵飼料というキーワードがよく
出てきていて、
以前から気になっていました
発酵飼料を使うと、鶏が喜ぶ、体にいい、
卵が美味しくなる、フンの匂いも和らぐ、
経済的など、メリットが
たくさんあるようです
人間も、発酵食品は体にいいのと同じで、
鶏にも発酵したものはいいんだそう
我が家の鶏達も腐葉土をよくつついていて、
幼虫などを探しているのかなと
思っていましたが、もしかしたら
腐葉土自体も発酵食品?として
食べていたのかなと思いました
しかし、発酵飼料を作るのは敷居が高く
発酵させたり、色々混ぜたり、
手間がかかりそうで、
上手くいくかもわからず、
試したことがありませんでした
今回、お隣の畑のおばちゃんから、
ぬかをたくさんもらい、せっかくなので
発酵飼料作りに挑戦してみることにしました
色々な方の情報を調べてみると、
人によって混ぜる物や分量、
発酵のさせかたが違っていました。
好気発酵、嫌気発酵とあり、
空気に触れさせるか触れさせないかの
違いだそう。
中には、ぬかと水だけ混ぜてあげている、
という方もいて…
それなら私にもできそう
失敗しても、畑に蒔けば肥料になりそう
鶏は雑食なので、今までと同じように
配合飼料をメインに食べてもらい、
放し飼いもして、
発酵飼料はデザートやおやつ気分で
つまんでもらおうと思ったら、
気楽になりました
発酵飼料だけをあげるなら、
完全栄養食にするために、バランスよく
色々と混ぜないといけないけど、
今回は家にあるものでとりあえず
やってみよう
そこで、ネットで得た情報を元に、
入れると良さそうな物で、
家にあるものを集めました
米ぬか、納豆、浄水、煮干し粉、野菜くず、
腐葉土、ダンボール、タライ。
これらで発酵飼料に挑戦します。
米ぬかにはそれだけで菌が含まれているので、
水と混ぜると発酵するそうですが、
それを助けるために、納豆菌と
腐葉土に含まれる菌を足してみました
腐葉土も自家製
薪用にもらったけど腐り始めていた木を
集めて置いていた所がいい具合に
フカフカになってきています
お義母さんからもらったのに、
だしパックやだしの素ばかり使っていて、
賞味期限が大幅に切れたもの
ごめんなさい
水は水道水だとカルキで菌が
死んでしまうらしいので、
浄水したものにしました。
タライにまずは米ぬかを入れてみました
サラサラフカフカ。
そこに腐葉土や野菜くずを足して…
納豆を浄水に入れて混ぜ混ぜしたものを
タライに入れて…
ひたすら混ぜ混ぜします
インフルエンザの大流行で、本人は元気でも
学級閉鎖で休みだった長男と、
まだ就園していない三男が
楽しそうに手伝ってくれました
私が手袋をしてやっていたので、
二人も真似してブカブカの手袋を
つけています
さわり心地が面白くて、
気持ちいいような気持ち悪いような
水分を少しずつ足しながら、
握ると少し固まる位の水加減にしました
野菜くずが大きすぎたり、
腐葉土の中に混ざっていた枝などがあり、
混ぜにくかったです
野菜はフードプロセッサーなどで細かくし、
腐葉土も細かいところだけにしたら
良さそうだなと思いました。
手で混ぜなくても、
スコップなどでやれば楽そうです
野菜くずは発酵するときには入れずに、
後で発酵したものに新鮮な物を混ぜている
やり方もあったのですが、今回は
野菜がありすぎてあげきれない分があって、
長持ちしたらいいなと思って混ぜてみました。
野菜はぬか漬けの状態になるんだろうか
ひよこの時に使っている衣装ケースが
倉庫にあるのですが、倉庫は夫の城、
勝手には入りません
ダンボールでも
できるようで、通気性も良さそうなので、
とりあえず家にあった大きめの
ダンボールを使いました。
タライで混ぜてダンボールに入れるのを
3回やりました
一度にダンボールに全て入れて混ぜたら
楽かなと思いましたが、
多すぎても混ぜにくそうなので、
分けました。
発酵すると、40度位に上り、
ホカホカ湯気が出るほどになるそうなので、
beforeの温度を計測。12.1℃
夏場はすぐに発酵するらしいですが、
冬場は寒くて何週間もかかったりするそう。
試しに発酵前の物を鶏達にあげてみたら、
最初は警戒したけど、
気に入ったようで、よく食べてくれ、
これは期待できそうです
翌朝発酵飼料の表面温度を測ってみたら、
寒い日だったせいか、2℃とか
表面も固くて、凍ってる?と思うような
状態でした
昼間に日が当たり、
温度を測ってみたら21.8℃
発酵によるものかと期待しましたが、
太陽の日差しががダンボールに当たって、
側面が温められたからのようで、
中心部は10℃位であまり変わらず
夫が倉庫から衣装ケースを出してくれたので、
空気を含ませる効果も期待しながら、
ダンボールから衣装ケースに移したら、
こぼした
そして、天気の悪い日が続いたので、
毛布でくるんだまま数日おき、
5日目の朝に毛布を開いてみると…
朝の外気は3度くらいなのに、
毛布を避けて、ビニール袋を開ける瞬間から
中がほんわか温かいっ
匂いもモワッと立ち込めて、
香ばしそうというか、なんというか、
癖があるような、美味しそうなような、
なんとも言えない匂い
少し掘って温度を確認すると、29.4℃
朝測ったので、まだ太陽の光は当たっておらず、
これは正しく発酵飼料自体の温度です
数日間ビニールで包んで毛布を被せていて、
湿気が籠もっているような気がしたので、
全体を混ぜて、包んでいるビニールを
広げて空気を含ませました
これで完成なのか、
もっと置いておくのか、
発酵飼料は保存がどれくらいできるのか、
わからないことがたくさんですが
発酵していると思われる飼料を
さっそくNKT48にあげてみました
一代目
※音声は消しています
二代目
放し飼いにいしている時なので、
他にも草や虫などいるかもしれないのに、
畑に撒いた発酵飼料に集まってきました
そして夢中で食べてくれます
これは大成功
今回はとりあえずお試しでやってみましたが、
鶏達が喜んで食べてくれるのを見ると、
継続していけたらいいなと思います
おからや牡蠣殻、魚粉などを
もっとしっかり集めて、
なるべく栄養バランスが良くて、
鶏達が喜んでくれる発酵飼料が
作れるようになりたいです
生ゴミを少しずつ足していける
生ゴミコンポスト?
野菜の堆肥作りとも似ているなと思ったので、
それらも兼ねて継続していけたら
なんて思っていますが、
生ゴミコンポストは、
以前虫がわいて断念したことがあるので
継続しやすい方法を考えながら人や鶏、
自然に優しい発酵飼料作りを
継続できたらと思います
また進捗があったら書きますね
サンルーム、冬でも暖かいので
大活躍しています
二代目との出会い、
半年ですっかり大きくなりました