2023年 坂元裕吾監督
あらすじ
組織からの依頼で殺しを請け負っている、ちさととまひろの2人は、ジムの会費、保険のプラン変更など、日々のお金に頭を悩ませ、いつものように途方に暮れていた。一方、殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうりと弟・まことの兄弟もまた、お金の悩みを抱えていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員ではないため働いても満足した生活ができない。そんな現実を前に、お金が欲しい兄弟は、「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、ちさととまひろの前にたちはだかる。
ずっと見たかった2は、U-NEXTにあったっ
1はこちら
登場人物
杉本ちさと(高石あかり)
着ぐるみバイトの日給を賭け将棋に使ったり、相変わらず無謀なことばかりするちさとさん。
深川まひろ(伊澤彩織)
コミュ障のまひろさん。銀行強盗やっつける時、電話コードぬんちゃく代わりにするの好きだわ。
ゆうり(丞威)
仲良し弟と殺しをする途中でも昔話に花が咲いたりと明るい兄弟でした。
最後のまひととの闘いシーン、面白かった。
まこと(濱田龍臣)
ちゅーるをおやつに食べている。濱田くん大きくなったのねぇ。
殺し屋の2人は相変わらず一緒に暮らしていましたー。
5年前に一回しか利用してないスポーツジムの会費が2人合わせて300万以上滞納!お知らせが来る。
催促ハガキ等々、読まずに捨ててしまう、この社会不適合な2人の最初のミッションは、銀行窓口にお金を振込に行くこと。
不運にも、銀行強盗に巻き込まれてしまう。
15時過ぎてしまうからと仕方なく銀行強盗をコテンパンにするが、依頼以外の動きをしたと殺し屋協会から謹慎処分をくだされる。
お仕事がないので、またまた普通のバイトする2人。
普通の仕事なので、お金も少し。
この世は金、金、金…。社会的生活が難しい故に殺せど、殺せど、我が暮らし楽にならぬ2人。
渡辺哲さんの「花束みたいな恋をした見た?菅田将暉のビジュ爆発してたよね〜」と、大学生みたいなトークを2人にぶつけて来るシーンも、
着ぐるみのまま2人が本気喧嘩始まるけど見た目かわいすぎるシーンも、
とにかくいいっ
時同じくして、殺し屋協会のアルバイトのゆうりとまこと兄弟。上の指令ミスでバイト代はもらえず途方にくれる。金が、ない!金が欲しいっ。
「ちさととまひろを殺せば正規のクルーに昇格できる」と聞いて、2人を殺しにやってくる。
アルバイトとプロの差なのか、まひろたちの方がやっぱり一枚上手ではあるものの、なかなかしぶとい兄弟で。
兄弟の行きつけの定食屋は
なんと「下総屋食堂」ですよー!
正月にただ悪ツアーで訪問した時は、お休みでしたの。
殺し屋ばかり訪れる食堂だなっ。
この食堂の娘さんに恋するまこと。
この食堂でついに偶然の隣の席同士。
安い定食を楽しむ兄弟とまひろとちさと。
ほのぼのタイムから一転、最後の戦いがすたーとっ。
殺して無い時と、アクションの時の緩急が相変わらず凄い。
やっぱり伊澤さんのアクションが好きだー。
間合いの取り方、受けつつも反撃、めちゃくちゃ痺れる。
もし出会い方が違えば、仲良くなれそうなこの4人。
終わり方も良かったです。
坂元監督はこの映画「新しき世界」「甘い人生」から影響を受けていると。
デビューからアクション映画を撮り続ける若い監督さん。制作のスピードがめちゃ速くて、3は今秋だそうです。これは劇場へ行くぞー。