2021年 関和亮監督 永野芽郁主演



Netflixで配信されたので視聴!

バカリズム脚本。


あらすじ

普通のOL田中直子(永野芽郁)が務める株式会社三富士には、三大勢力のヤンキー派閥がある。直子は堅気のOLなので、彼女達の抗争を横目に、平和なOL生活を送っていた。ある日、北条蘭(広瀬アリス)が中途採用され、社内の勢力図は変わっていく。バス停で盗撮されそうになった直子を蘭が助け、2人は仲良しになる。


ヤンキーOL?って何だよ!

ヤンキーなのに、学園ものではなくOLです。

ごくごく普通〜に、大企業にヤンキーOLが存在していることがまず、シュール?というか泣き笑い

(いや普通ヤンキー採用しますぅ?とか。廊下でメンチ切ってる横を普通に社員が通る。でもヤンキーOL普通に仕事するし、堅気社員にはほんと普通のOLみたいな対応)

「あ、これは突っ込んだらダメなやつね」と、バカリズムの脚本をとりあえず信じて見るのが吉。

普通のOLの会話は、さすが、架空OL日誌思い出すくらい、あるあるな会話なんですわ。


一応地味な直子が主人公らしく

こういう堅気のOLをヤンキーがいじめたり、締めたりする話じゃ無いですっ!

彼女目線で語られる、(株)三富士のヤンキーOL勢力図。

開発部 安藤一派

悪魔の朱里(菜々緒)

目の下のブルーのラインが凄かった。

最初陸上部か何かかと思ったわびっくり


営業部 佐竹派

狂犬紫織(川栄李奈)

ゴミの分別や茶葉の補充に余念無し。

「2度とピラティス行けねえ体にしてやろうか?」


製造部 神田一派

大怪獣悦子(大島美幸)

ムショ帰りの大物。大島さん、地下足袋履いてるの後半のシーンで初めて知ったわ泣き笑い


​カリスマヤンキーOL

北条蘭(広瀬アリス)

ビックリするくらい強いOL。

みんな蘭に負けて仲間に。

正義感に溢れていて、売られた喧嘩しか買わない主義。

直子とルミネで買い物することが至福の時。


他の会社のヤンキーOLが、欄にちょいちょい喧嘩仕掛けてきますが…


かなでと近藤さん


長井短ちゃん


ウイカちゃん(違和感ないわ)

みんな蘭には歯が立たない!



しばらくは(株)三富士も落ち着いていたのに、一部上場企業(株)トムスンが、三富士のOL勢を傘下に置こうと直子を拉致し、蘭に1人で来るようにと果たし状が…!!


ここからがもうめちゃくちゃで泣き笑い

トムスン三銃士が男。一応女だけど。

七色の拳を持つOL早苗(丸山智己)

意外と弱かった泣き笑い


下関の虎河豚OL麻里(松尾愉)

政治家のおばちゃんにいそう。


青い稲妻OL妙子(勝村政信)

君たち普段どんな職場にいるんだね?なキャラ。


牛耳るは

総務部 魔王OL赤城涼子(遠藤憲一)

ミニスカにガーターベルト。

手下のOLたちは特攻服にスラックススタイルなのに、この4人ミニスカでガーターベルト。

いや、エンケンさん、普通にエンケンさんしていました。


この後、もっと大物に

地上最強OL鬼丸麗奈(小池栄子)

このヘアスタイル、ちょっと気になりますわ。メイクがもう!

こ〜んな籠で登場しちゃって笑い

楽しそうだわ、この現場。


平和になったと思いきや、拳を下げられない蘭のベストキッド的武者修行がこれまた【OL】な修行だったりと、けっこう最後まで楽しめる内容でした。

韓国エンタメ見慣れてると、とても強い人の動きに見えないOLたちのアクションも、ファミコン時代のドットの動きと思えば楽しめる。

あんまり深く考えず見られる娯楽映画でした!