めちゃくちゃおもしろかったー
映画館で見てたら、爆笑してしまうところでしたわ。
もちろん、エロティックなシーンもたくさんあるのですが、ヨン・ウジンの変な踊りとか、慌ててロボットみたいになってしまうの笑ってしまい、映画館の前の席にいるやばい中年の人になるところでした(rocoさんの非常宣言)
正直エロ目的で手を出した部分が大きかったのですが(いや全部でしょ!)、昔々シャロンストーンの映画を見るような?
開けてみたら美しくてエロくない宮沢りえの写真集のような?純粋に恋愛映画として良かったです。
最後の最後エンディングテロップ後まで続く映画でした。いやほんと、映画館だったら頻尿族だから見逃してしまうところでした。
主要人物3人
師団長妻 スリョン(ジアン)。
声がめちゃ低音で、四つ上の年齢設定なのですがかなり年上に感じました。
ビジュアルは美しいけど、声がしわがれた感じ?ドスの効いた稲森いずみみたいな。
この方お初でしたー、ドラマでも見た事ない。
革命戦士を誘惑する奥様
奥様はいつも命令口調です。
「木碑の位置が変わったら2階に来なさい…」
木碑を毎日磨き続けるムグァンは、気が気でなくなり…。
部屋に行くと白い下着を付けた奥様がベッドにいる〜!
えーい、やぁっ!で、翌日
2階に行く階段の演技も、ムグァンの心情を表す場所として面白く。階段のシーンだけ誰か編集で繋いでくれないかな?気持ちが焦って階段ずり落ちたり、そーッと登ってみたり。。
師団長には絶対2階には行くなと言われている、奥様の命令は師団長の命令でもあり??人民に奉仕することに繋がり??わーん、どうする俺どーするよムグァンよ(後半はそんな苦難象徴の階段で普通に性交しちゃいますけどネ)
私を一生忘れられない人にしたい
スリョン。
何度か寝たら「普通の人としての恋愛」を取り戻すべく可憐な少女にも見えてくる不思議〜。
輝きを増す2人の生活。
赤いワンピースと赤い靴が良かったわ〜。
スリョンの抱える孤独な女性の気持ちが痛々しく。
原作が中国文学で、架空の社会主義国設定なのですね北朝鮮設定ではなかったのか!主席様という表現も中国みたいだなと思った、そういう事なのか。
ノーベル文学賞候補作家・閻連科(えんれんか)による、小説「人民に奉仕する」が原作となっている。
「人民に奉仕する」は、その性描写により刊行直後に発禁処分となる。
後半にかけては、メロを突き抜けて政治的批判も表現されて。愛がイデオロギーに勝るという2人の切ないシーンに泣けました。切ないけど、壁にかけられてる社会主義的象徴を2人してぶっ壊していくシーンはロックな感じもして
スリョン姉さん、ムグァンじゃなくても誰でも若ければ最初は良かったんだろうけど。
義理堅く約束はきっちり守るし、肝が座っています。駆け落ちして殺されるとか、そんなパターンをヒヤヒヤして見ていましたが。
1番人民に奉仕したのはスリョンだったわ〜。男にすがりそうで、すがらない。むしろ権力者としての有言実行。生きてこそ、生き抜いて良かった。
と、まあ女性の側の心情で見てしまいましたが、
ムグァンの方は、欲望(出世をしたい、もちろん美しい女性とのも)に負けた部分から始まり、早くこの状況から逃げたい、怖いという気持ちが強いようにも見えました。師団長の地位が転落しかけた時の顔の青ざめ方、妊娠したかもの後の表情。男女逆だけども彼は性的搾取に遭ったわけですから。。でもスリョンの寂しさに寄り添ってはくれていたのかな。
ラストはどう見るのでしょうか?
各人の義務を果たしてから、合流しました、という見解は理想的すぎ?
合流じゃなくて、姉さんは自分の家族から1人解放された?ムグァンは本当に感謝していると思うのですよね。
見た方の見解を聞きたいですわ。
「シークレットミッション」の監督さんですね。
あの映画好きでしたので納得
「恋愛じゃなくて結婚」の後にびっくり
見終わってからインタビュー記事を読んだら、この映画なな何と2014年の「恋愛じゃなくて結婚」の後に脚本を読んで、決めたらしいです凄いチャレンジ精神!あのドラマけっこう好きでした。
「チャレンジ精神旺盛だったんでしょうね」って、俯瞰してますがご本人。本当凄いよヨン・ウジン。
年末に見た霜花店より体位はバラエティ多かったような。
いやー、TSUTAYAでレンタルしたものの、いつ見られるのか、チャンスは共通テストの日だわって、家族いない時に集中して見ました〜って思春期男子みたいだわ