追悼 白井岳さん
2024年4月26日、(株)白井牧場の代表取締役で、日本競走馬協会理事の白井岳氏が逝去されました。47歳でした。
日本競走馬協会は競馬界および馬術界に残した故人の功績を称え、ここに謹んで哀悼の意を表します。
白井岳 (しらい・たけし)プロフィール
1977年4月15日、北海道沙流郡門別町(現・日高町)福満の白井牧場生まれ。
父・民平氏は白井牧場の創業者で、岳氏は民平氏の長男になる。
3歳から乗馬を始め、17歳で馬術留学のため渡仏。1996年のアトランタ五輪に馬術・障害飛越の日本代表として、史上最年少の19歳で出場した。
その後も1998年と2002年の世界選手権、2000年のシドニー五輪に日本代表として出場。
2004年に白井牧場の代表に就任し、生産馬からハクサンムーン、ウォーリングステイツ、サトノレーヴ、エヒトらを送り出す一方で、馬術競技への参加も続け、全日本障害馬術大会や国民体育大会などの出場していた。
※日本競走馬協会会報2024年9月号より
これは悲しいニュースですね
先週のキーンランドカップ(GⅢ)を勝ったサトノレーヴの生産牧場の代表の方ですね。
サトノレーヴは現在重賞連勝中、秋はスプリンターズステークス(GⅠ)を予定しておりスプリント界の王者に登り詰めようとしてます。
白井代表のお力があったからこそここまで成長しているのでしょうね。
白井牧場は広い放牧地に加え、屋根付坂路コースに1周1200mのダートトラックコースなどを備え、生産から育成、後期調教までを行う総合牧場。
私も以前所有馬を預けていたことがあって見学に行ったことがあります。白井さんに案内してもらいましたが広くて充実した施設で驚いた記憶があります。
まだ47歳と若くてこれからも日本の競馬界・馬術界を支えていただきたかっただけに残念でなりません。
牧場は後任の方が引き継いでるようなので今後機会あれば生産馬を購入してみたいですね。