国際競走を盛り上げるには英国馬のジャパンカップ参戦が鍵
ロイヤルアスコット開催の1週間は素晴らしく不足しているものはあまりなかったが、日本からの出走馬がいなかったことは特筆すべきであり、残念なことであった。
アスコット競馬場の競走担当役員、ニック・スミス氏は、英国最大の平地競走開催に日本馬が出走しないのは賞金不足が原因だとしたが、もしかしたら英国調教馬が日本の競走に出走していないのも一因かもしれない。実際にこの5年間、ジャパンカップに英国調教馬は出走していないのだ。
英国調教馬が再びジャパンカップに毎年出走するようになれば、英国競馬は利益を得ることができるだろう。
日本には開拓すべき熱狂的な競馬ファンがたくさんいる。彼らの目を英国競馬に向けさせる最善の方法は、11月のジャパンカップにまずは英国調教馬が参戦することである。
※レーシングポスト(2024年6月27日号)
https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2024/25/1.html
今年はロイヤルアスコット開催に日本馬は参戦しませんでした。昨年もなので2年連続不参加ということになります。
原因は賞金がアメリカや中東に比べて少ないのと時期的なものもあるかもしれません。
あとアスコット競馬場の馬場が日本馬に合ってないのもあります。
輸送費などの遠征費も馬主の負担になってきます。
一方イギリス馬はジャパンカップにしばらく参戦してません。
原因は地理的な問題と馬場もあると思います。日本の高速馬場に英国馬が対応できない(と考えられている)からです。
近年日本馬のレベルが上がったことも拍車をかけてます。
イギリスも日本もお互いむこうの競馬は合わないと思ってるのでしょう。どうせ上位争いできなくて無駄になってしまうから遠征しないんだという感じに。
しかしながら実際に走ってみないと分かりません。思い込みだけでチャレンジしないのは勿体ないです。
今年のジャパンカップにオーギュストロダン(愛)が参戦する可能性があるとの報道がありました。世界のトップホースが日本で走る姿を見てみたいです。日欧でもっと競走馬の交流が活発になっていくといいですね。