群雄割拠の欧州種牡馬界に新星誕生
6月1日にエプソム競馬場で行われた英ダービーは、1番人気に推されたシティオブトロイの優勝で幕を閉じた。
シティオブトロイの父ジャスティファイについてエイダン・オブライエン調教師は「産駒はどの馬も資質が高い。ガリレオという素晴らしい種牡馬が私たちを支えてくれましたが、ジャスティファイも同じ道を歩み始めています。ガリレオ産駒との比較ではジャスティファイ産駒の方がよりスピードがあり、その点がエキサイティングです」と語った。
※今週のギャロップ「EU Front Line」より
Justifyの種付け料
2019年 150000ドル
2020年 150000ドル
2021年 125000ドル
2022年 100000ドル
2023年 100000ドル
2024年 200000ドル
Justify代表産駒
Arabian Lion (ウッディスティーヴンスステークス)
Aspen Grove (ベルモントオークス招待ステークス)
Opera Singer (マルセルブサック賞)
Just F Y I (フリゼットステークス、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ)
City of Troy (デューハーストステークス、英ダービー)
Hard To Justify (ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ)
オーサムリザルト (エンプレス杯)
ジャスティファイ
ジャスティファイは2018年にアメリカクラシック三冠を制覇しました。
引退後はクールモアグループのアッシュフォードスタッド(米)で種牡馬生活を送っています。
アメリカのダート系種牡馬からヨーロッパの芝GⅠ馬が出るのは興味深いですよね。オブライエン調教師が言うようにスピード能力が高いので芝にも対応できるのでしょう。
欧州の種牡馬界はガリレオ亡きあと、フランケル・シーザスターズ・ロペデヴェガ・シユーニ・キングマンなど群雄割拠。その中にアメリカからジャスティファイが割って入ってきた感じです。
日本でもダートだけでなく芝で活躍する産駒がそのうち出てくるかもしれません。注目して見ていきたいと思います。
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