種牡馬になれない香港馬 セン馬にするのは勿体ない? | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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ロマンチックウォリアー種牡馬の道はなし 香港の馬事情を解説

香港競馬に出走するサラブレッドはほとんどがセン馬、去勢された馬だ。牡馬と牝馬もいることはいるが、年度にもよるが合わせて2~3%ほど。
香港は馬産の拠点がなく、年間の競走用サラブレッドの生産頭数はゼロ。これは純粋に、牧場のような大きな施設をつくる土地の余裕がないため。香港競馬の所属馬は全て輸入された馬となる。
つまり生まれた牧場に帰って父、あるいは母となる習慣がないため、去勢により血をつなげられなくなってもデメリットが少ない。
香港競馬は、そういったクラシカルな競馬とは論理が異なる。走るために生まれ、生きている限りは走る純アスリートによる、一代限りのエンターテインメントなのだ。
欧米日の競馬ファンには「牝系のファン」、「曽祖母から見てきた」などの息の長いファンが生まれる土壌がある一方、香港競馬におけるファンの瞬間的な熱狂は近代競馬の祖国である宗主国の競馬を上回るものがある。

https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2024/06/02/kiji/20240602s00004048271000c.html









香港競馬は競走馬の生産はしておらず、オーストラリアやニュージーランドやヨーロッパからの輸入に頼ってます。
そのため種牡馬や繁殖牝馬は必要ありません。
牡馬も種牡馬にすることはないからセン馬にします。セン馬にすることで気性が良くなったり、体が柔らかくなったり、現役生活が長くなったりとメリットもあるようです。

 

 

日本や欧米の競馬は血を繋げることを大事にしているので種牡馬や繁殖牝馬の数が多くなってます。種牡馬や繁殖牝馬を売買することでビジネスにもなります。
個人的にはロマンチックウォリアーの活躍など見てると何でもかんでもセン馬にするのは勿体ないと思います。将来種牡馬になって血統を広げてほしかったです。でもセン馬にしたから今の活躍があるのかもしれないしそこは分かりません。
私自身は過去に去勢した所有馬もいたけど出来ることならしたくありません。日本はセン馬が少ないので自分と同じ考え方の馬主さんが多いのではないでしょうか。
競馬は「ブラッドスポーツ」と言われていますが、祖先から受け継いだ血を繋げていくことでどんどん発展していくのだと思います。