ジョッキー上がりの調教師はなぜ成功するのか? | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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加藤士津八調教師 地道な積み重ねが結実し開花の春
開業6年目の加藤士津八調教師(39)が充実の日々を過ごしている。
今年は3月末現在で早くも10勝をマーク。例年以上のペースで勝ち星を積み重ねており、開業したときに掲げた年間20勝の目標にも届きそうな勢いだ。
騎手時代は約7年間でJRA通算20勝。デビュー初年度には7勝を挙げたが、そこから伸び悩み、思うような成績を残せなかった。
2011年をもって引退。2018年に調教師免許を取得した。翌2019年に開業した当時は「少しでも成績を上げられるように考えたし、騎手時代の同じ失敗を繰り返さないように動きました」(加藤士津八師)

※今週のギャロップ「THE FACE」より









近年こういうジョッキー上がりの若手調教師が増えてきてます。
彼らは必死になって馬を集めてきて育成して活躍させてます。
なぜ必死になって努力してるのか?おそらく「騎手時代の同じ失敗を繰り返さない」、つまり失敗し続けたくないから必死に努力するんだと思います。


あとジョッキーだったので元々馬のことが詳しい、馬に乗るのが上手いというのも成功の要因です。
ジョッキー時代に築いた馬主・牧場などとの人脈もあります。
もちろんジョッキーなら誰でも成功しているわけではありません。成功するのはほんの一握り。やはり努力しないとどんな下地があったって難しいです。


ジョッキー時代に派手な活躍をしてた人よりもリーディング下位で苦しんでいた人のほうが調教師としては成功してる印象です。
「名選手名監督に非ず」という格言があります。周囲への配慮や苦しみを知ってないと監督としては務まらないのでしょう。
馬主としても競馬界発展のために有能な若手調教師が誕生してくれることを願っています。