懸念される国内G1の空洞化
フェブラリーステークスと川崎記念、大阪杯と宝塚記念を連勝した馬には数億円規模のボーナスを提供すれば多少の歯止めにはなるのかもしれないが、ファンの共感はあまり得られず「内輪ウケ」のようにも思える。
将来の種牡馬入りを考えた場合「父(母)子同一G1制覇でボーナス」という手も考えられるが、フェブラリーSと大阪杯だけというのは公平性に欠くし、即効果はなさそうだ。
効果は目立たなくてもできることとしては、海外競馬の馬券発売時にJRAホームページに掲載している出馬表をより見やすいものにして、海外レースの全成績や映像を閲覧できるようにすることで、海外レースも含めた競馬人気をより高めていくことなのかもしれない。
※日本競走馬協会会報2024年3月号「馬産地往来」より
https://www.jrha.or.jp/news/basanchi/
うーん、何かいい策ありますかね
私が思いつくのは
・国内GⅠの賞金・手当の増額
・国内GⅠに連続出走した馬にボーナスを出す
・上位馬に関連GⅠの優先出走権を与える
などですかね。
とにかく馬主や調教師に国内のGⅠに出走させたいと思ってもらわないといけません。
つまりメリットを感じさせることが大事です。そうでないと有力馬はみんな海外に遠征してしまいます。
馬主としては国内・海外と分散してくれたほうが正直稼ぎやすくて良いと思ってます。大きいレースを勝てば繁殖としての価値も上がります。
今年のフェブラリーSでは重賞未勝利馬が勝ちました。馬主もJRA重賞を勝ったことがありませんでした。
空洞化すればそういったミラクルが起こり得るのです。
ファン・馬主・主催者それぞれ視点は違います。なので空洞化しているからといってそれが一概によくないことだとは言い切れません。
国内のGⅠは勝てないけど海外のビッグレースを勝つ馬もいます。昔に比べてチャンスが広がっているのはいいことだと思いますね。