ガソリン価格高騰で馬輸送費値上げ…馬主に痛手 | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

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競馬が好きで中央個人馬主、地方個人馬主、フランス馬主をやってます。

このところの原油高・円安の影響でガソリン価格が高騰しています。
レギュラーガソリンの1リットルあたりの全国平均価格は162円。
2014年秋以来の7年ぶりの高値を付けました。


競走馬は競馬場や育成牧場などに移動するときに基本トラックを利用します。
馬輸送会社がトラックで馬を運んでいるのです。
トラックを運転するためにはガソリンが必要です。


ガソリンの価格が上がると輸送会社のコスト増になります。
価格をすぐ値上げできればいいのですが他社との競争もあるので簡単には値上げできません。
しかし、年始に比べてリッター30円近く上がってる状況ではそうもいきません。すでに値上げを決めた輸送会社もあるようです。










輸送費が上がるとそれを負担している馬主に影響が出てきます。
競走馬に輸送はつきものなのでなくすわけにはいきません。輸送回数を減らして節約することはできるかもしれませんが。
輸送して競馬場に運んでレースに出走させても、賞金より輸送費(+そのほか経費)のほうが多くかかって赤字になってしまうケースもあります。


今後ガソリン価格はさらに上がる可能性もあるらしく、だんだん笑えない問題になってきてます。
そこは競馬会がサポートしてほしいなと思いますね。補助金を出して一定額支援するという形で。
ガソリン価格が落ち着いてきてくれることを願います(;´Д`)