ダートの地位向上のため、もうひと押し
中央と地方の相互関係が強まるほどに、システム的な隔たりも随所で表面化することになりました。
いちばんは、やはり「勝負服」の問題です。中央は馬主服、地方は騎手服、この二重構造はいまも続いています。馬主服の制作にはお金がかかりますから、希望者だけでも自己負担で使わせてほしいと、本誌でも長く訴えてきました。
その甲斐も少しはあってか、競走を限定しつつも馬主服を容認する主催者も増えてきました。
しかし地方所属馬についての実際は、JRAの馬主登録も持つオーナーの所有馬にかぎってその登録服色が準用されるケースが大半です。
一方、海外には騎手服という概念さえなく、国際化のもと外国人オーナーが当然のように馬主服で参戦してくることでしょう。
対する地方馬のオーナーにJRAの馬主登録がなかったら、こちらは相変わらずの騎手服、そんなアンバランスさがより明確にあぶり出されることは避けられません。
そしてパート1国でありながら、日本は一部で騎手服を残して国際競走を施行する、おそらく世界で唯一の国になってしまいます。
※社台グループ会報2026年5月号「今月のプレゼンテーション」より
たしかに地方馬主も自分の勝負服が使えるようになるといいですよね。
私は中央の資格を持っていて自分の勝負服があります。地方のレースでジョッキーが私の勝負服を着るときがあります。
やはり自分の勝負服を使ってもらえると嬉しいです。特別感を感じます。これも一種の馬主のステータスだと思います。
地方競馬が国際化を進めていく中で勝負服は今後の課題です。馬主あっての競馬なので地方馬主の待遇についても配慮すべきだと思います。





