2024年3月 和歌山つぼみ旅7 粉河寺、粉河産土神社 | ぐりぐり寺

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仏像とお寺と山頂目指し、気がついたら山奥へ!?
ぐうたらなのに山越え谷越え石段越え。絵と文の記録です。
ゆるい仏画、御朱印帳も手がけています。

こちら南関東、今日の最高気温33℃。太陽

7月になって夏が本気出してきました。蒸されるぅ。

 

 

 

 

粉河寺、いよいよ本堂にお参りします。

パンフレットによると、西国三十三所の中では最大のお堂だそうです。

仏様がおられる正堂と、参拝者が上がる礼堂がくっついた形をしています。

 

 

 

 

礼堂の広い空間。良いですね~♪

巡礼札所だから、大勢の参拝者が一度に入れるようになっています。

ここで巡礼の御一行が、白衣と笠を身に着けて、和袈裟をかけて、数珠を握って、一斉に般若心経を唱えるのでしょう。

たまりませんな~♪

 

 

ただコロナの後、そういった巡礼の団体さんを見かけなくなってしまいました。

今後はなくなるのかしらん・・。

 

 

 

 

柱の獅子が飛び出てて可愛い。

 

 

 

 

側面は蔀戸(しとみど) ですよ! 素敵っ。

蔀戸大好き、大好物なのでじろじろ観察。細かい格子が手間かかってて重厚で、これがあると建物のグレード大幅アップな気がしませんか?

マイホームを建てる方はご検討いかが?

 

 

この場合は、下が板壁だから、半蔀(はじとみ) になるんでしょうか。

今はずっと長押(なげし) から吊り上げっぱなしだけど、昔は朝夕で開け閉めしていたと思います。けっこう重労働。

 

 

満を持して、お堂の中へお邪魔します。

粉河寺は、お堂に入らなければ拝観料がかかりません。良心的。

堂内は、仏像好きにとっては夢のようなテーマパークでございます。(-人-)

 

 

 

 

例によって、その場で描いた堂内仏像配置図。

例によって、読めない字。。。汗

とりあえず、仏像が大勢いらっしゃるのは、お分かりいただけるでしょうか。

 

 

御本尊は絶対秘仏。

お前立ち像も絶対秘仏です。

一つ前のブログでお会いしたおじい様によると、本堂は過去3回焼けており(雷2回・秀吉1回)、その間に御本尊も焼けてしまったから秘仏にしているんだそうです・・・。真か嘘か。

 

 

いったん外へ出て、お堂北面(背面)に回ったところの千手観音立像は、常時拝観できます。

お顔は暗くて見えづらいですが。

以前来た時は、こちらの千手観音を間近で拝める特別公開がありました。

その時の日記はコチラ。↓

 

 

 

 

 

本堂を出て、ほかのお堂へ行ったり、鐘楼の鐘をついたりした後、

一段高いところに建つ「粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)」にもお参りしました。

お寺の背後に神社があるのです。

 

 

 

 

立派な本殿。(-人-)

左右に多数の摂社を従えておりますよ。

そういえば、映画「すずめの戸締り」で、鍵を閉める男子大学生が「うぶすなの神ナントカカントカ~」って呪文を唱えてませんでしたっけ? うろ覚え。

 

 

 

 

おおっ! 御神木が元気になってる!

5年前には台風の影響で、ちょっと弱って見えたのですが、よかったよかった。

 

 

 

190516b

 

↑参考:5年前の様子。

 

 

5年前と変わったことは他にもありまして、

 

 

 

 

孔雀のピーちゃんがいなくなっておりました。

写真の青い四角部分、以前は「孔雀 ピーちゃん」って書いてあったのが、消されてる・・・。

 

 

 

 

飼育舎があった場所にはテントが。

 

 

 

 

看板猫、黒猫のタンゴちゃんも不在です。

タンゴちゃんはどうしているのでしょうか。5年も経てば色々なことが変わります。

 

 

つづく