2009渓流日誌 1 解禁 | ぐれぞー@信州

ぐれぞー@信州

海が無いけど海は好き。
でもやっぱり「信州」が一番。
そんな田舎者が綴る日記です。

フィッシングショーから帰ってきたのが日も変わった16日の深夜1時。
しかし、2月16日は、おいらの住む地域のほとんどの河川が渓流解禁になる日でもあります。
月曜日だったので通常は出勤ですが、ちょうど父の定期検診で通院する日でもあったので会社はお休みをいただき、午後はお医者さん。午前中は渓へ行くことにしていました。

帰宅が深夜だったんですが、6時半には目がさめ、皆さんのブログをひとまわり。朝食後、渓に向かいます。
平日というのに結構のクルマが止まっています。
寒さ対策でウェーダーはネオプレンのスリムウェダー。上は以前使っていた磯用防寒にライフジャケットの浮力材を抜いて防寒にセットします。コンビネーションシステム活用です。
これだと中に厚着をしても動きやすいし、ライジャケは収納力も抜群ですから。
はたから見ると磯師が場違いの場所にいるみたいですがそんなのは気にしません。

ぐれぞー@信濃の国 

今日の相棒は翠隼です。
穂先がグラスのソリッドですごくやわらか。
サカナが餌を放しにくいというスグレもん。
最初の大きな渕に先釣者がいたので、ご挨拶をし、その下流部で竿を出しました。
餌はキンパク。
Fショーで「我妻」さんに教わったアンダースローで立木がかぶっている下に振り込みます。
早速魚信があります。
普通のロッドではググッと魚信が伝わってくるんですが、翠隼はコツコツって感じ。
柔らか穂先で気にしていた抜き上げには問題ありませんでした。
岩魚くんゲットです。

その場所で2尾追釣し、上流部に向かいます。
今度の場所は大きな流れがカーブしている場所の渕。
ここにはルアーマンがいたのでその下に入れてもらいました。
程なくしてルアーマンがサカナを掛けます。
こちらも少し離れたラインを流していくとコツっと魚信。その後またククッと魚信が来たので合わせると乗りました。

餌をぶどう虫に変え流すと目印が止まります。サカナが餌をくわえ石陰に戻っていくようです。
手元まで寄せたところで痛恨のバラシ。
アワセが甘かったようです。
このようなバラシを5~6回ほどしてしまいました。

翠隼の柔らか穂先はアワセるタイミング、強さが通常の渓流竿と違いがあり、少し慣れが必要です。
驚いたのは目印が止まったので錘が石に引っ掛かったと思い、それでも強引に抜かずにゆっくりと上げてみると穂先にテンションがかかった状態で動きます。
サカナが食っていたんです。
ここでしっかりアワセれば捕れたんでしょうが合わせ損ねてバラシ。
この時期は水温も低く、サカナは捕食した直後、春のような元気な動きをしてくれません。
大きな魚信が出ない。けれど確実に餌は食っているという状況ではソフトな魚信の出方の翠隼は少しでも怪しいと思ったら、食い込むのを待ち、大きめに合わせを入れてみる。という方法が必要だと思いました。

つまり、翠隼のすごさはこういうことです。
サカナが釣り人の餌だと気がつかない。うまく使いこなせばすごい武器です。
春になってサカナの活性が上がってから使うのが楽しみです。

この場所で3尾捕り、上流の渕に移動し流れの中で1尾。
アタリも無くなってきたのでポツポツ拾いながら下り、トータル10尾でした。
ぐれぞー@信濃の国 

ゆっくりめの時間からの釣りでしたがままの釣果を得ることができました。
ほとんどが成魚放流されたサカナでしたが、1尾だけ朱点の鮮やかなヒレピン君がいました。 
ぐれぞー@信濃の国 


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