日本グランプリ、富士スピードウェイに行って来ました。
今年も終盤戦にさしかかり、この富士を含め、残すところ3戦。現在ハミルトンがトップで、それをマッサが追いかけるという展開です。
土曜日の予選は、予想通り(?)ハミルトンがポール、昨年のチャンピオン、アイスマンのニックネームを持つ男ライコネンがセカンドローを決めました。
サーキット近くで宿泊した自分は知らないうちに興奮しているらしく、早朝5時過ぎには目が覚めてしまいました。秋の肌寒でクリーンな空気が身を引き締めます。
カーテンを開け、外を見ると霊峰富士が今日の決戦前に静かに、厳かにそびえていました。
青空も広がり、昨年見れなかった本物のドライのF1レースが見れそうです。
サポートレース、ドライバーパレード、国歌斉唱の後いよいよフォーメーションラップ。
レーススタートです。
皆が第一コーナーに釘付け。そこでまたもやってくれましたよ、ハミルトン。
なんでかなぁー。相手がマッサならともかくライコネンを押し出す形に。
さらに一貴とクルサードも接触。今年を最後にグランプリを去るクルサードはここでレースを終えることに。一貴もフロントウィングを破損し大きな痛手を負いました。
一貴ぃーがんばれーー。
マッサはシケインの入り口で接触。二人ともまだ若いなー。
ハミルトン、マッサはドライブスルーペナルティを受けました。
この混戦の中、一人ファステスト更新で突っ走るドライバーが。フェルナンドアロンソです。
アロンソ独走の中、各車給油、タイヤ交換を終え迎えた第3スティント。
ライコネンがピットアウトしてコースに戻る際、ギリでクビサが1コーナーで押さえ込みました。
ここでライコネンが キレ た。
「なにすんじゃー。」
タイヤをフレッシュに替えハイペースでクビサを追っかけまわします。
うおりゃー。ぬくぞぬくぞーーー。
何度も並びかけるんですが、後1歩届きません。
最後までアロンソがトップを守り、クビサ2位、ライコネンは残念ながら3位でフィニッシュ。
今年もシャトルバス方式でしたが、バスの発着場を分散したため、昨年のような惨事は起こらず、スムーズに帰宅できました。
天気も何とか持ち、何よりバスの発着場に向かう観客のみんなに「笑顔」があふれているのがとても嬉しい気持ちになりました。