8月15日(更新遅くなってスンマセン)
島々谷から返ってきて(というか島々谷で釣りしている最中から。)昨日、きっす釣りを雷とゲリラ雨であきらめたことが どーーーーーしても気になって。
そんなこと考えている間に
「行っちゃえ。」
と、中一日空けただけで再び能登方面にクルマを走らせました。(ホント釣りバカにつける薬は無い!)
天気予報は下り坂だったんですが、早朝はまだ何とか持ちそうだったので、深夜1:30出発。おとといの場所には5:00頃到着しました。
気になった空模様は曇っていたものの少しづつ青空も広がりかけています。
近くに漁船が揚げられており、ほどなくして漁師さんが現れました。作業の邪魔をしてるんじゃないかと気になり、
「ここで釣りしてもいいですか?」と訪ねると
「おう。どこでも好きなとこでやりな。」
と快く言ってくださり ほっ。
そのうち、仲間の人に手伝ってもらい、沖のほうに消えてしまいました。
後ほどお話を聞くと沖合い2km程の所にワタリガニの刺し網を掛けてきたそうです。
さてさて肝心の釣りの開始です。
気になる一投目。
5色~4色付近で魚信があります。
「よーっし。乗ったー。」
と巻き上げると、6本張りに
セイゴ、セイゴ、きっす、チャリコ、チャリコ、
きっす。
あまりにエサ取り君たちの頑張りように「・・・。」
場所をあちこち移動しながら探るんですがどこも大差ありません。
波の大きさを見て比較的深そうな場所がこの日は若干良かったような気がします。
仕掛けの蛍光ビーズもいろいろ試してみました。
そうこうしていると、先ほどの漁師さんの奥様がおいらの方に来て
「どや。釣れるか。」
と聞くので
「キス狙っているんですけどあんまり釣れないんですよねぇ。」
と話すと、近くに来ていた知人の方を指差し、
「あん人は、釣りのプロみたいな人やから聞いてやるよ。」
「せっかく遠くから来たんやから、このクーラーバック一杯持って帰らんと。」
と言うと、知人の方に
「ねぇ。この人長野から来たんやと。キス釣れないってさ。」
すると、その方が、
「最近、チャリコとハネ(セイゴ)がすごくてキスは厳しいなぁ。さびく速さを早めにしてみたら。」とおっしゃいます。
ありがたいアドバイスではありますが・・・。
『さびく速度はいろいろ試したんだよなぁ。濁りがあるからあまり早くさびくと魚信無いんだよねぇ。エサをアピールしないと何も釣れないのよねぇ。これでもちょっとは工夫してるんだけど・・・。』
と、内心思ったのですが、口には出さず
「そーですねぇ。もちょっと頑張ります。」
とだけ言いました。
こんな調子で続けていたんですが、そのうちに波が高くなり始め、底荒れしてしまったのか魚信も無くなってしまいました。
10時頃竿をたたみ、片付けをしていると
ポツッ。ポツッ。
ゲリラ雨の来襲です。
もーちょっとで片付くとこだったのにぃー。
でもズブ濡れにならなかっただけでも良かったかな。
地元の方のお話では、きっすの盛期は過ぎてしまったようです。
来年はもうちょっと早い時期に行ってこようと思います。
石川の方たちの気さくなお人柄もとても好印象でした。
あのおばちゃんに又遭えるといいな。