仮面ライダー ギーツ ジャマト・アウェイキング
をかみさんと観てきました!
以下、ネタバレ有の感想。
例年だと、TVシリーズ後に制作されるVシネは2号又は3号ライダーなどを主役とした作品になるのだけれど、(主役の1号ライダーは、映画の「仮面ライダー×仮面ライダー」での新旧共演作品があるためでしょう)今年は「仮面ライダーバッファ」ではなく、1号であるギーツとのW主演編となりました。
……でもまぁ、やっぱ今回のメイン主役はバッファ=道長だったかなという印象の作品でした。
英寿が絡むのは主に未来から来た自分自身であって ある意味今回の事件の顛末に関しては傍観者立場だったのに対し、道長の方は物語の鍵を握る少年=春樹と絡むポジションでしたし。
ギーツはギーツⅨしか登場しないのに対し、バッファは今回初登場のパワーアップ形態=プロージョンレイジだけでなく ゾンビ、レイジング、コマンド、と いっぱい出ましたし。
思わず見とれてしまった(?)のが、景和のアクションシーンでしょうか。
いや、坂本監督作品なのだから、祢音がガシガシアクションをするのかと思いきや……(って彼女も結構変身前アクション、ありましたけどね)それよりも景和の変身前アクションがカッコよくて。 タイクーンに変身した後の方がむしろ派手にやられていた印象(笑)。
割とドラマがシリアスな方向でまとめられていたため、登場人物やアイテム(出物)の多さによるお祭り感はやや弱く、出す者(物)を絞った感じか。
これで最後と考えると、冴とパンクジャックとジーンくらいには出て欲しかった気もしますが、まぁその分(出るとは思わなかった)ベロバがヒロイン級の活躍をした(?)からいいか。
背中から道長のことを刺したり、彼女らしい大活躍でしたね(笑)
バッファ=道長が主役なのに、彼が仮面ライダーを憎むきっかけとなった親友の消滅のことに全然触れないストーリーや脚本だったり(……まさかスタッフが、その設定を忘れちゃってた、なんてことはないですよね?)、お祭り感の弱さがやや引っ掛かりはするのですが、「まぁ、仕方がないかぁ」と思うところもあり(元のTVシリーズが、登場人物が多すぎる)……。
ギーツ最終章、と捉えると、ちょっと寂しい感じがするかなぁ。
番外編的後日談、と捉えると、シリアスなドラマでいい感じにまとまっていたかな。
う、う~んでも、
同じ高橋悠也さんがメインライターを務めた作品の「エグゼイド」「ゼロワン」でTVシリーズ後のVシネが、番外編的後日談かつ最終章としての締めの雰囲気をまとった作品群であったこと
直近の作品である「リバイス」が そもそもTVシリーズが第46話でラスボスであるギフを倒してしまい第47~50話は後日談モードに突入しており、それ故『ライブ&エビル&デモンズ』には「ああ、これで番外編的後日談エピソードも終わりかな」という最終章的雰囲気が色濃く出ていて……(実際には、その後さらに「ジュウガVSオルテカ」も作られましたが(笑))
どうしても、個人的には観に行くにあたり、ギーツ最終章を期待していたところがあって……。
その雰囲気をあまりまとっていないことには、やや、寂しさを感じたところはありますかね……。
いや、面白かったんですけどね。
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係がありません。