ウルトラマンブレーザー
第5話「山が吠える」 感想(ネタバレあり)です。
……すっかり放送に遅れを取る形になってしまいました。
観るのが楽しみな番組が増えた分、遅れもはげしくなっていきそうで……。
キャラクター掘り下げ編です。
第4話のエミに続き、今回はアンリ編です。
・山怪獣 ドルゴ
……山怪獣……。
何ともシンプルな肩書で。
怪獣物が世に溢れてる時期なら「……脚本家の方が、名前を考えるのがおっくうになてしまったのだろうか?」みたいに疑うところですが(笑)、まぁ、この作品の場合は違うんでしょうね。
どういうネーミングがいいか考えた結果、一周回ってもの凄くシンプルなところに落ち着いたってことでしょう。
どうでもいいことですが、私が小さい頃に読んでいた怪獣図鑑ではアボラス、バニラのことがそれぞれ「青怪獣」「赤怪獣」という超シンプルな肩書で紹介されていたと記憶しているんですよ。
実際には「青色発泡怪獣」「赤色火焔怪獣」という凝っているというか、カッコいい名前で。
↓ドルゴ
・アンリ隊員はこの村(秋田県・市之字村)出身、という設定
出身地に関する雑談とか、社会人になって新しい部署に行くと割と早い段階で出てくる定番の話題だよな~と思うのですが、ウルトラマン系の作品では、このテの話題が出るのは「中盤の」キャラ掘り下げ編になってからというのが多い気がするんですよね(数えて検証していないので、感覚で書いています)。
そういう時のセリフって「そういえば〇〇隊員って、××の出身でしたっけ?」みたいな感じで会話をしているので、そのテの雑談は一通りし終えた程度にはすでに親しい、という表現になっています。
今回は、まだそういう話題の雑談に新鮮味がある感じで各隊員が話しているので、「チームの成熟度」というか「互いの親密度」を構築している段階であるという表現になっていて、興味深い。
そこまで狙ってのシリーズ構成なのか、単に話数がまだ若い段階で出身地系の話が来たから偶然なのか。
・祠を壊すとよくない事が起こる
怪獣物の定番ですね。
……なんで怪獣物オンリーの定番なんだろう?
いや、もちろん怪獣=古代生物という認識が強く視聴者にあるから、なんだろうけど。
リアルロボット物なんかでも、
完璧な作戦を展開していた筈の側がこういった禁忌を犯して、何故か理不尽すら感じる不運に見舞われて作戦が失敗してしまう
(リアル物的観点からは、「地元住民の意向を完全無視した作戦展開は、失敗を招く可能性が高い」的な教訓となる、みたいな後付けが作中で加えられる)
みたいなエピソード、あってもいい様な気がするのですが……私がすぐに思いつかないだけで、実は割とあったりするのかな?
・メガショットを備え付けたままのドルゴ様
ドルゴ様そのものは、左程凶暴とも思えないが、背中にメガショットを備えたままなのが厄介……。
帰ってきたウルトラマン第8話「怪獣時限爆弾」の、ある種のリメイクなのかしら?
・横跳び、二丁拳銃的動きを見せるアースガロン
デカレンジャーロボを思い出す。
こういう映像を観た時の驚きって、やっぱ特撮物ならではの興奮だよなぁ。
アニメだと、特に驚きはないんですよね。
特撮物だと、「絶対にそんなアクションは出来ない」と、着ぐるみが無言の内に、視覚的・感覚的に訴えかけてきているからこそ、そういう動きをした映像を創造された時の面白みが増すんですよね。
・スパイラルブレードを、折るブレーザー
そんなことが出来るんかい! という驚きと共に、なんかブレーザーって、多彩な光線技を使うんじゃなくて
スパイラルブレードを、多彩な使用法で表現する
ってコンセプトで制作されているのかな?と。 釣り竿にしたりしてたし。
Aや80みたいに多彩な光線技を使うのも楽しいし好きなのだけれど、私ももう歳が歳なので技名を覚えるのが大変になってきてしまって(笑)。
基本武器を多彩な使用法でってのは、それはそれでとても楽しく感じる。
さて次回! ……つ~か、もう、皆さんは観てますよね?
……何とか遅れを取り戻さねば、なんですが、私、明日はともかく、その次の日曜はまた外出予定が入っていて……
なかなか難しい。
おまけ
昔作ったやつ。
ブログの内容とは、全く関係がありません。