大森一樹監督がお亡くなりになったとのこと。
私にとっては、ゴジラの面白さを、本当に知るきっかけとなったのがゴジラVSビオランテだった。
↓ゴジラVSビオランテ
もちろんそれまでの作品は特撮ファンとしてビデオで観ていたのだけれど、本格的にのめり込むほどではなかった。
それが、ゴジラVSビオランテを劇場で見た際、そのあまりの面白さに感動し、劇場に7回も通ったのを覚えている。
7回観たのではなく、7回通ったのです。(当時は、完全入れ替え制ではない劇場が多かったので、1日3、4回は観れました(笑))
こんなことをしたのは、この作品と、後は 007 消されたライセンス だけです。
てか記憶を自身でもって改竄していなければ、初日オールナイトで観て、その後すぐ2日目の初回上映から劇場に入って、一日中何回も観ていた記憶があります。
この映画にハマって、改めて過去作もビデオで観返し、ゴジラシリーズ……いや、怪獣映画の面白さを再確認した次第。
この映画こそ、私に怪獣映画の面白さを、本当に教えてくれた1本でした。
今、怪獣映画の過去作を観て、ちゃんと胸が震える感動を覚えるのも、この作品を観たからこそ、です。
まぁ、大森一樹監督のやりたいことと、川北紘一特撮監督のやりたいことが、お互い自己主張しまくって、やや水と油的に混ざっていないところがあり、完成度という面では粗さのある作品ではありますが。
当時の私には、完成度よりも、そのエネルギッシュな作品の魅力がとにかく新鮮に感じられたのです。
大森一樹監督、素晴らしい作品を、どうも有難うございました。
ご冥福をお祈りいたします。
おまけ
昔作ったやつ。
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