ゴーバリアンの動画です!
・ゴーバリアン未見の人には
「へぇ、こんな感じの作品なんだ」と思ってもらえるように
・ゴーバリアンを知ってはいるけどよく覚えていない人には
「ああ、こんな感じの作品だった」と思ってもらえるように
・ゴーバリアンに詳しい人には
「おい、こんな描写本編には無いだろっ!」と思ってもらえるように
作りました。
観て下さい!
トオル・ナポト
主人公・イサムの父です。
マジンガーZの弓教授を、ちょっと若返らせて、力強くしたようなイメージです。
いやしかし、この人ねぇ……
私個人の感覚で言わせてもらえれば、ちょっとスパルタに過ぎるというか、親としての感性がぶっ壊れているように感じるのですが……。
第1話でのガラダイン軍の襲撃以降、イサムは生死不明の行方不明状態だったのですが、第4話、そのイサムから父の研究所を訪ねて行き、二人は再会します。
で、そのシーンの父=トオルというと……
イサムが部屋へ案内されてきても、書類から顔も上げず、イサムのことを見ようともしない父。
お互い黙ったまま、重い沈黙が部屋を支配する。
イサム「父さん……」
トオル「何か急用でもできたのか? 用事があるなら、早く言いなさい」
イサム「用事が……? 用事がなければ来てはいけないんですか!?」
トオル「い、いや、もうすぐ会議が始まるんでな」
イサム「母さんとノリコが……死んだんだよ。
僕の見ている前で、敵にやられて……!
真っ赤に燃える火の中で……! 僕は、何もできなかったんだ!」
トオル「そんなことを知らせに来たのか?
警備本部から連絡があって、とっくに知っていたよ」
↓TVアニメ サイコアーマー ゴーバリアン より
イサムの父=トオル・ナポト
……正直、私はこのシーンで、トオルの態度にドン引きです。
男は大事な時ほど、冷静でなくてはいかん。
母と妹を同時に失ったお前には、冷たい父と映るかもしれんが、今は、強く生きることを教えなければ……!
という事らしいのですが……
いくらなんでも、このトオルの態度は、非常識に過ぎます。
不器用な愛、というか、不器用をさらにこじらせて完全にコミュニケーション不全の領域です。
男は大事な時ほど、冷静でなくてはいかん
という言葉は、もっともかもしれませんが、
冷静と冷酷を、はき違えてんじゃないのか?
ただ、さすがにこの回では父の態度に反発したイサムですが、第9話では
イサム「近頃、何となく親父の気持ちも分かるような気もするんだ。
例えば、今の僕達みたいに男はどうしても戦わなければいけない時が
あるんじゃないかって。 それが、研究にしても、仕事にしても」
という発言をしており、父に理解を示す。
……な、なんて出来た息子なんだ、イサム!
で、トオルはというと、この後地球防衛にかなり貢献。
スペースコロニーを守るバリアーを作ったりして、多くの人々の命を救います。
立派な人なんです。実際。
さらには、軍をぬけて独自に地球防衛のための組織を作り上げ、秘密基地まで作ったりします。
が、打ち切りの影響で、その組織、特に何をするという事も無く番組が終わってしまった!
本当は、その組織、後半大活躍する筈だったんだろうなぁ……。
おまけ
昔作ったやつ。