銀河旋風ブライガー その140(第37話「木星破壊宣告(前編)」(その5) | 無敵動画堂高田のブログ

無敵動画堂高田のブログ

無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

 

 

 先日ブログに載せたブライガーの顔、折角描いたので、清書して色を着けました。
 ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
 
 
(続き)
 続けるつもりはなくて、次のエピソードに進めるつもりだったのですが、前回、言葉足らずだった気がして、もう1回だけ、このエピソードに回数を費やすこととしました。
 前回このブログで

 

 まぁ、この回のキモ(?)はやっぱ、キッドが決戦を前に、母の結婚式の時の事を思い出すあたりでしょう。

 実に この番組らしさ に溢れたシーンだと思う。

 

 と書いたのですが、なんかこれ、私自身の中ではこれで完結していたのですが、皆さんからしてみると、

いや、なんでこのシーンがそんなに、

この番組らしい、

と、貴方は思っているの?

と、首をかしげたことでしょう。

 言葉足らずでした。

 

 最終決戦前にこういうシーンが入る場合、他の番組なら普通

 

・パターン1:

 これまでに、このシーンにつながる何らかの伏線が番組内に張られており、その回収シーンである

・パターン2:

 今後のシーンにかかわってくるエピソードであり、母なり、その結婚相手なりが、この後もゲストキャラとして、目立つ形で登場する

・パターン3:

 今後のシーンに、伏線のような形でかかわってくるシーンであり、例えば最後の逆転の瞬間などで、こういった回想シーンに入っていたさりげない要素が、重要な意味を持ってくる

 

でしょう。

 

 が、この番組の場合、どれにも当てはまらない。

 

 じゃあ、どういう意味のあるシーンだったかというと、

 キッドというキャラクターの魅力を、より視聴者にプッシュする

 という意味があった。

 逆に言うと、それ以外、特に意味がないシーンである

 全然、ストーリー上、必要ない。

 

 登場キャラクターそのものを、ある種のアイドルのような存在として売り出す、というということの、先鞭をつけた作品、と、私はこの番組の魅力を捉えているので、

あのシーンに

実に この番組らしさ に溢れたシーン

という評を加えたわけです。

 あのシーン、必要性……はなくとも、もの凄く意味のあるシーン、ではあるのです。

 おそらくブライガーのファン100人に

「あのシーンはあった方が良かったか、ストーリー上特に必要はないから、無かった方がよかったか?」

なんて質問をぶつけたら、ほぼ100人全員が

あった方がよかった

と答えることでしょう。

 

 これで、伝わりましたでしょうか?