銀河旋風ブライガー その139(第37話「木星破壊宣告(前編)」(その4) | 無敵動画堂高田のブログ

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 先日ブログに載せたブライガーの顔、折角描いたので、清書して色を着けました。
 ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
 
 
(続き)

 既に、大アトゥーム計画の予備段階は進められ、木星内部に送り込まれた核融合装置の働きで、木星全体が巨大な原子炉になろうとしていた。

 最悪のケースを避けるため、エドモンは木星が爆破されても人類が生き残るための準備に入る。

 一方カーメンは、全人類に向け、木星爆破を堂々と宣告。

 最早、彼らに歯向かう敵はない……?

 

カーメン「なに、J9の奴らが?

 ヌビア基地に潜入したJ9が、大アトゥーム計画の資料を盗み出したのだ。

 政府も、警察も、全てのコネクションも、もうヌビアに逆らう力はない。

 そして一般民衆も、ただただ嘆き悲しむのみ……。

 その筈なのに。

 報告を受け、事ここに及んで、いまだ諦めぬ敵=J9の存在を、疎ましく感じるカーメンであった。

 

 この番組、カーメンはいつも余裕をもって相手を見下しており、「ハハハ……」と哄笑しているイメージが強いため、露骨にJ9の存在に不機嫌になる、という描写は、印象に残ります。

 

 追ってくるヌビアのロボを次々に粉砕するブライガーであったが、多勢に無勢。

 しかも彼らは、何体ブライガーに仲間が倒されようと、全く諦めるということを知らない。

ボウィー「くそぅ、なんてしつこい奴らだぁ~」

 軽口、としてではあるが、そんな弱音がさすがに少し口から洩れ始めた、その時、ブライガーを助ける、援軍が到着した

 海賊放送の主、ラスプーチンの仲間である貨物船野郎達だ。

 彼等の助けを借り、ブライガーは無事追手を振り切り、エドモンへ、木星破壊計画の詳細なデータを送ることができた。

 

 ラスプーチンから、地球のヌビア教徒達が月へ大移動していることを聞き、いよいよカーメンは本気で地球を捨てるつもりであることを確信する。ヌビア教徒たちが既に地球脱出を開始しているということは……

木星爆破の日は、もう近い、という事であった……。

 

 まぁ、この回のキモ(?)はやっぱ、キッドが決戦を前に、母の結婚式の時の事を思い出すあたりでしょう。

 実に この番組らしさ に溢れたシーンだと思う。