職場にて、先輩の一人から、あるお願いをされた。
その人の業務に関することで、今回だけ、とかじゃなく、今後、ずっと関係することだった。
私個人で判断出来ることじゃないと思ったので、上長に相談してくれ、と突っぱねてしまった。
それは、もう2週間くらい前のこと。
で、今度は、それを上長に相談するのを、(自分ではなく)私にやってくれ、というお願いをされた。
いや、自分の業務に関することなんだから、自分で相談してよ、と思ったが、
そこは押し切られてしまった。
上長に相談したところ、
許可できない
と、取りつく島もなかった。
いや、そうだと思った。
そういう内容の話だった。
というか、相談すること自体、普通ならやめておくと判断する内容だと、個人的には思った。
上長に相談したけれど、ダメでしたよ、と報告したら、もの凄く不満そうだった。
私が(無用なトラブル回避のために)上長にも相談することなく、
黙って、私の裁量で事を済ませてしまうこと(その人の要望を、のんでしまうこと)を、その人は期待していたに違いない。
でも、私はそれを突っぱねてしまった。
なんと、私の前任者は、一部、その方からの要望を飲んでいた。
上長に黙って。
その方の理屈としては、「だからあなたも、のめ。すでに一部は既成事実になっているんだ」というつもりで私にそのことを話したのだと思う。
前任者がのんでいたことを知らなかった私は、何と
上長にそのことまでは報告はしなかったものの、
本来、その「前任者がのんでしまった事柄」も、ルール違反のはずだから、やめるように
と、返してしまった。
多分、
本当に上長に相談しやがって……頭固い奴だ
と思われただろうなぁ……。
一応、武士の情け(?)で、前任者がのんでしまったルール違反が存在する件は、上長には黙っておいてあげた。