ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
(続き)
年に一度のカルナバルに沸き立つアステロイド・ウエストJ区。
その狂騒の最中、音楽プロデューサーが同一のニードルガンを使った手口で、3人も殺害されるという連続殺人事件が発生する。
ミゲルという少年から行方不明の父の捜索を依頼されたJ9は、その探すべき相手・ペレス・ロドリゲスの職業もまた音楽プロデューサーと知る。
ペレスにも危険が及ぶ可能性もある?
J9は手分けしてペレス・ロドリゲスの捜索に当たるが、その最中、お町はイカロス連合の襲撃を受ける。
多勢に無勢。
さすがにお町も分が悪かったが、そこはそれ、彼女の腕をもってすれば、難なく危機を脱することはできたはずだった。
が、どこかから、彼女はニードルガンで狙撃され、逃走に失敗。
そんな彼女の危機を救ったのは、ロコ・モンテスという男であった。
ロコの部屋で、傷の手当てを受けるうち、彼に惹かれるものを感じるお町。
え~と、さんざんTVアニメ史上初のベッドシーンがあるエピソード、と書いてきたのですが、正確には、ベッドシーンがあるのは後編の方で、前編ではありません。
ですが、この前編も、非常にお色気要素が強い。
治療のため、生足を見せるお町
傷口から毒を吸い出すため、その足に口をつけるロコ
お町のシャワーシーン
ロコのシャツを着てくつろぐお町(サイズの大きい男物のシャツ1枚で、下には何も着ていない)
といったシーンが連続。
特に、シャツについてなんだけど、それに着替える前、シャツを広げたお町が
お町「うわ、男くさ……」
とつぶやくシーンがあり……。
何というか、おろしたてのパリッとしたシャツじゃなくて、男の匂いのしみ込んだシャツを女が着てくつろいでいるって
もの凄くエロい。
残念ながら手掛かりがつかめないアイザック、キッド、ボウィーの3人は、いよいよ本番を迎えるコンサート会場に出向く。
音楽プロデューサーを狙う殺し屋がいるとすれば、このコンサート会場で何か起こる可能性は高い。
そう推理したアイザックであったが……。
その会場で、彼らは意外な人物を目にする。
カーメン・カーメン。
観客の中に、カーメンはいた。
一体なぜ彼が?
さらに、衝撃の連絡が、メイから入る。
警察無線をキャッチしたところによると
連続殺人、第4の犠牲者が出た。
そしてその被害者は、
所持品からペレス・ロドリゲスと判明。
探すべき、ミゲルの父親が、殺された……!
コズモレンジャーJ9、さあこの始末、どうつける?
というわけで、次回に続くなのです。
初めての本格的な前後編で、緊張感は抜群。
依頼人の父が殺されてしまった? というサスペンスとしての盛り上げと
お町が恋に落ちた? という大人のドラマを予感させるラブストーリーとしての盛り上げ。
当然だが、ニードルガンを使った手口、ということで、
お町を助けたロコ・モンテスこそが、今回の連続殺人の犯人、という推理は、視聴者の誰もがするところ。
だからこそ、このお町の恋は、必ず悲劇に終わる。
「あ、ドラマチックに盛り上がるだろうな」という予感、期待感を視聴者にたっぷり持たせる、いい引きです。
ところでこの前編、ブライガーの登場が全くない。
しかし、多分、この前編の出来に不満を感じるファンは、ほとんどいないのではないだろうか?
それについて、また次回のブログで、だらだら私の思うところを書きたいと思います。
(続く)