ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
正直、ブライガーについてブログで書いているペースが、あんまりのんびりしているので、私自身の中では、妙な焦りがある。
こういうのを書くのって、何というか、作品に対するファンとしての愛の熱量、みたいなものが当然執筆動機にあるわけで、
それって、常に一定かというと、そうじゃない。
ものすごく熱量の高い瞬間と、割と冷めている瞬間とがあるわけだ。
(冷めている、と言っても、作品が嫌いになったり、自分の中での作品評価が低くなるわけではないですよ)
熱量の高い時に、一気にババーッと書き進めたいところではあるのですが。
なかなかそうはいかないのが、なんとももどかしいところ。
(続き)
年に一度のカルナバルに沸き立つアステロイド・ウエストJ区。
目玉の一つは、最後の3日間、昼夜ぶっ通しで行われる音楽祭。
このフェスティバルを楽しんでいるのは、J9メンバーも、同様であった。
しかし、狂騒の最中、きな臭い事件のにおいが漂ってきつつあった。
キッド「来ると思ったぜ。カルナバルの騒ぎの中で、遊んでられるタマじゃないからな」
J9基地を訪れたのは、妙に上機嫌なポンチョである。
どうやら、何かでかいヤマに遭遇した様子。
が、ポンチョが連れてきた依頼人はあまりに意外な人物であった。
ポンチョ「この坊ちゃんでゲスの。
ミゲル・ロドリゲスさん。当年とって5歳」
依頼内容は、父親のペレス・ロドリゲスの捜索。
母はすでに亡くなっており、二人きりの家族。
音楽プロデューサーであるペレスは、普段から太陽系中を飛び回っており、ミゲルと会えることはほとんどない。
しかし、決して息子の事を忘れているわけではなく、必ず週に一度は手紙をくれていたのだという。
その手紙が来なくなった。
さらに、父の写真はあるか? というアイザックの問いへの答えは、
何者かがミゲルの部屋に侵入し、父:ペレスの写真やビデオが全て盗まれてしまった
というものであった。
思っていた以上に、根の深い依頼なのかもしれない。
また、マカローネ署長の警察無線を聞いたJ9は、このところ、音楽プロデューサーが同一のニードルガンを使った手口で、3人も殺害されていることを知る。
音楽プロデューサー連続殺人事件……!
ミゲルの父:ペレスにも危険が及ぶ可能性もある?
J9は依頼を受け、ペレス捜索に乗り出した。
この、警察無線を聞いた、というシーンですが、別に盗聴した、とかではなく、
マカローネ署長、J9のメンバーの前で、大声でベラベラと内容丸聞こえの状態でしゃべっていて、J9のメンバーは、単に横で聞いていただけ。
マカローネ署長……連続殺人事件の情報を、ダダ漏れ、とは……。
もしかして、わざとJ9に、情報を漏らした?
表情からは、ひょっとしてそうなのかも、と思わせるところは、あります。
(続く)