生活していくだけでもギリギリの状態が続いている身としては、一年を振り返ると、辛いことを思い出しがちである。
改めて私は妻や友人達に支えられているんだなぁ、と感じ入るわけです。
恥ずかしくて、とても本人達に直接は言えんが、感謝の気持ちをここで表してはおく。
みんな、本当にありがとう。
無事転職したという事もあり、昨年に比べれば、かなり落ち着いた気持ちで年末を迎えていると感じます
会社がまともに給料を払わない状態が何年も続いた挙句、倒産。
未払い給与を取り戻すべく、弁護士に依頼したものの、正直弁護士の方にやる気そのものが全く感じられず、さらにその後、元会社のメンバー達とは、社長に対しどういう態度をとっていくかで意見対立し、決別。
結局、私への未払い給与額は、七百数十万に及びますが、これが、いつか払ってもらえる、取り戻す希望さえ消え失せた。
そこへ、マンションの管理会社から、取り壊すので立ち退いてくれという連絡。
無職の人間が、希望する転居先を見つけるのは、非常に難しい状況。
そんな中、心の支えになっていたのが、趣味のアニメーション映画製作だったが、アニメーション研究会連合解体により発表の場を失う。
と、昨年は、ただひたすらに辛い1年だった。
それが今年は、
無事転居。
無事再就職。
無事アニメーション研究会連合にに代わり、作品を提出できる団体に参加
である。
なんか、一見、かなり好転したように感じられる。
もっとも、
・転居先は、都心からはかなり離れ、交通の便はかなり悪くなった。
・再就職したところは、給料激安な上、週6日勤務となったため、金銭面、時間面両方で生活の余裕を失う
・新たに発足した団体の上映会は、いまだアニメーション研究会連合ほど足元がしっかりしておらず、不安定さがある模様
といった具合で、まだまだ光明が見えたとは言い難い。
これから帰省するが、両親からの激しい非難にさらされに行くだけである。
さて、愚痴はともかく、オタク的には、今年のマイベスト3を挙げるとしたら
・快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
・ウルトラマンR/B
・マジンガーZINFINITY
と言ったところでしょうか。
・快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
そもそもまだラストを迎えてもいない作品なのですが……多分、ラストが少々クソでも、作品全体への好印象は、変わらないと思います。
2大戦隊の対立と和解の繰り返しにより、よりお互いの関係性を高めていく、というドラマ構造は、ハリケンジャーですでにやっていたとはいえ、ハッキリとそれを1年を通じてのテーマに掲げ、対立の中でキャラの個性を見せていくのが、本当に面白かった。
360度カメラの導入による、変幻自在のカメラワークも作風にバッチリ合っていて、観ていてワクワクしました。
・ウルトラマンR/B
若干の不満はあるものの、・愛染マコト ・美剣サキ ・湊アサヒ という3人のキャラクターの魅力は、それを補って余りあるものがあったと思うのですよ。
・マジンガーZINFINITY
作品には大いに不満はあるものの、そもそもこの作品の企画が通り、公開されたという事にあまりにも大きな感動を覚える。
存在すること、が、素晴らしい、のです。
なんか、作品としてそこそこ面白いと感じている シンカリオン や 神ノ牙 や、牙狼~薄墨桜~ よりも、
作品に不満を持っていても マジンガーZINFINITY を選んでしまう辺り、
私という人間は
作品の完成度より、企画のインパクトを重視
しているんだなぁ、と、自己分析。
来年は、とにかく今の状況にあった、生活スタイルに自分を身体的、精神的になじませる年になるかな? なればいいなぁ。
もう、試練の連続による、闘いの日々は、まっぴらです。
平穏な日々を強く望みます。
新しい年が、
皆さまにとって
よい年でありますように。