ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
(続き)
キッド「金に不自由してるとはとても思えないあんたが、
なんでまた強盗紛いのギャングごっこなんかやろうと思い立ったのか、
納得のいかないとこですがねぇ?」
お町「正義の為にコネクションを撃つ……ってタイプでもなさそうだし」
キッド「ま、年寄りの冷や水は、やめた方がいいと思うけどね」
ビーゴ「小僧、口のきき方に気をつけろ」
キッドの胸ぐらをつかむビーゴ。
その威圧感に、さすがのキッドも気圧される。が、
キッド「オッサン、長生きしたけりゃ、この手を放すんだな」
いつの間にか抜かれていた銃が、ビーゴの胸に突き付けられていた。
とは言え、キッドすらも一蹴怯ませるほどの凄み。
ただ者ではない。
アイザック「察するところ、こういう仕事は初めてではなさそうですな」
ビーゴ「まぁな……。アステロイドも昔はもっとひどかった。
ワシがここで商売を始めた頃、何かと言っちゃあ無法者達に品物を盗まれたもんだ。
潰されない為には、そいつをまたワシらが奪い返すことになる。
あれから40年……。
会社もでかくなって、ワシがいなくなっても、まぁやっていける。
後は、ワシのやりたいことをやってみたい。
あの頃の活きのいい仲間は、みんな死んじまった。
年には勝てぬ。
……だがワシは別だ……!
こんなに燃えてくる大仕事は、
ワシにとっちゃこの先二度とないだろう。
命の危険に保証は無いが、
今更引っ込むお前さん達でもないだろう」
ビーゴという人物に、惹かれるものを感じた一同は、この依頼を受けることとした。
いや実際、J9の実力をなめてかかって大口をたたき、返り討ちにあった奴はこれまで多数登場しましたが、J9の実力を知った上で凄みをきかせ、キッドをも一瞬怯ませる……こんな凄い奴は、今回のビーゴとエドモンのおっさん位ではないでしょうか?
なんでこの番組、こんなに
オッサンキャラを魅力的に描くこと
に、積極的だったの?
やがて、カーメン・カーメンという、この二人のおっさんキャラとも違う、J9のメンバーをも戦慄させる強敵キャラが登場するのですが、それはまだ後の話。
リータ「さぁ! 話がまとまったなら、出掛けましょう?
お宝は、いつまでも待っていてくれはしないわよ!」
目指すはミルキーウェイ中継ステーションに停泊中の、金塊輸送船!
(続く)