ウルトラマンルーブ第11話感想~ネタばれあり~ | 無敵動画堂高田のブログ

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ウルトラマンルーブ第11話「アイゼン狂騒曲」感想です。



 ……立った……
 そういう事だったのでありますか(笑)
 そりゃ、玩具は二足歩行型で出るわな。
 ホロボロス、カッコいいじゃないですか。



 特撮シーンの演出は凝りまくっていて、実に見応えがありました!
 あと、ウルトラマンがやられてビルに激突して、ガラガラと崩れるビル……。
 うん、この映像、もっと観たいんですよ
 街に犠牲を出すな!って?(笑)

 ほら、こういう映像、戦隊シリーズとかではあんまりやってくれないでしょう?
(鳥人戦隊ジェットマンとか、ごくたまにやる戦隊もありますが)
 ウルトラシリーズも、予算が厳しいと、なかなかやってくれない。

 ちょっと話が逸れるけれど、ゴジラシリーズですら、こういう表現が消えそうになった時があったと聞きます。
 予算とかの問題ではなく!
 70年代後半、一旦ゴジラシリーズが途切れて、84年に復活した際、スタッフは今の観客は何を求めているか?を考えて、
「リアルであること」が求められている。
という方向になって、そして
現実にあの大きさの生物が存在するとして、現在の高度な技術で建てられた高層ビルを崩せるか?~~~崩せない! っていう結論になって、
その為、84ゴジラでは、ビルを引っかいたり、一部壁を崩したり、穴を開けたりといった表現が殆どなんですよね。
 中野特撮監督がこの方針に反対で、結果、ラスト前に一つだけ、ビルを倒しましたが。

 やっぱり、そういうの、観ていて楽しくないのです。
 破壊は特撮の大きな見せ場!
 そしてビルに激突!~大破壊!! は、ミニチュア特撮の華!!!
 ガイアとアグルが破滅天使ゾグの攻撃で吹っ飛ばされ、ビルに激突するシーンなんて、いつ観ても大興奮です!!


 さてドラマの方ですが、引き続き、「ヒーローに求められる条件」と「強さ」
をテーマにした話。

 う~ん、少々、同じようなテーマ、ドラマが続きすぎて、別に悪いわけではないんだけれど、新鮮味はなくなってきたかな。
 正直、もうちょっと脚本にアイディアを詰めて欲しかったかな……。
 折角サブタイトルが「アイゼン狂騒曲」なんてタイトルなのに、愛染社長のはしゃぎぶりは 第8話「世界中がオレを待っている」の方が、遥かにハッチャケていた。
 汗染みTシャツ大量購入、よりももっとおかしな、正に「狂騒」というネタを入れて欲しかったところです。

 さて次回!