ブログの見た目を派手にするため、貼っておきます。
(続き)
アステロイド警察庁長官ハンクより、地球連邦政府中央情報局長官:セルゲイ・ワインベルグの始末を依頼されたJ9。
ワインベルグは、政府要人でありながら、地球の地下組織=オメガ、ヌビア、ボルガ、レッドドラゴンという4大コネクションを操り、富と権力を築き上げた影のボスと言われている男である。
そして、アイザックの父=イワンを無実の罪で捕らえ、獄中死に追いやった張本人でもあった。
決して人前には姿を現さないと言われているワインベルグだが、ハンクは、彼が4大コネクションの代表者たちと秘密会談をする時間と場所の情報を掴んだのだという。
そして、この任務に同行することとなったハンクの秘書=アナスタシア。
アナスタシア「必要に応じてコンバットにもなるわ」
どうやら、腕前はかなりのものらしい。
地球へやって来た彼等は、ワインベルグたちの秘密会談会場への侵入方法を練る。
周囲には高圧電流が流されており、なかなかに困難なミッションだ。
が、相談の最中、アナスタシアの態度が急変する。
アナスタシア「残念ながら、あなた方はここで終わりよ」
J9がアジトとして使っていた山小屋には、既に武装した兵が潜入しており、彼等はいわば待ち伏せをくらったのだ。
アナスタシア「情け無用のJ9とやらも、これで終わりね」
お町「貴女一体誰なの?」
アナスタシア「あなた方の敵よ。私はセルゲイ・ワインベルグ長官から送り込まれたスパイ」
が、兵達とJ9では、腕が違った。
たちまちJ9に倒されてしまう兵達。
いや~急展開。
しんみりアイザックの過去編をやるのかと思っていたら
・美人秘書と思いきやコンバット
・力強い味方と思いきや、実は敵のスパイ
・罠にはめられたかと思いきや、実力で危機突破
わずか数分で、この怒涛の展開(笑)。
が、今回、さらにここからもひねる!
J9抹殺に失敗したアナスタシア。
が、彼女の口から語られる、意外な真相。
確かにワインベルグとコネクションは繋がっているが、彼は4大コネクションを説得し、大混乱が起こらないよう調整している立場だというのだ。
ワインベルグ暗殺は、かえって混乱を招き、多くの人々の平和が脅かされる結果に……?
しかし、ならばなぜ、ハンクはワインベルグの暗殺など依頼したのか?
アナスタシア「彼は火星のバイキング・コネクションと金星のビーナス・コネクションの手先なのよ」
つまり今回の依頼は、地球のコネクションを弱体化させ、火星、金星、土星のコネクションが地球における権益を握ろうとし、その為にJ9を利用した、という事なのだ。
意外な真相に皆が気をとられた隙に、脱出するアナスタシア。
流石のJ9も、彼女を取り逃がしてしまう。
しかし、ワインベルグと4大コネクション代表者の秘密会談が行われるのは、本当らしい。
何とここで、依頼人こそが実は悪だった、という善悪逆転劇まで盛り込まれました。
いやホント、怒涛の展開。
こういうのを、ジェットコースター・ムービーって言うんだろうなぁ。
で、今回、さらにここからも意外な展開が待ち受けています!
アイザック「いくぞ。腐ったリンゴは、芯から潰すんだ!」
影のボスと4大コネクションの代表という、地球における悪の芯が、一堂に会しているのは間違いないのだ。
J9は一気に彼等を殲滅すべく、行動を開始した!
(続く)