ウルトラマンフェスティバル2018に行ってきた(その2) | 無敵動画堂高田のブログ

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 昨日は、ウルトラマンフェスティバル2018に、かみさんと二人で行ってきました。


 例年は巨大展示物のあるステージが、今年はウルトラマン達の展示場になっていました。
 なぜかステージ中央にいるのはヒッポリト星人だったり、最上段中央にいるのは巨大タイラントだったりしますが(笑)




 そしてこの後は、この催しのクライマックスであるライブステージ。
 以下、ライブステージのネタバレなので、読みたくない方はここから下は見ないで下さい!














 

 1回見ただけなので、細かい所は、実際のものとは異なっているレポートになります。
 あくまで、大雑把にこういう感じのショーだった、という事で。
 私が今年観たのは、第2部の内容になります。

 最初のあいさつで、(映像だけど)爆笑問題 のお二人が登場
 かみさんは「なんで?」と首をひねっておりました。

 さて、このテのショーでは、子供達の声援を受けて、それがエネルギーとなって、ヒーローが逆転する、というのは定石且つ鉄板のネタ。
 今回は、昨年同様ウルトラフラッシュなる光るカプセルが各座席に。
 これを光らせて、振ったりしてウルトラヒーローを応援するという趣向。
 ただ、今年は去年の様な「ひねった演出」は無く、(ウルトラマンフェスティバル2017に行ってきた(その2)参照)ごく普通に子供達の応援アイテムとして使われました。

 冒頭、マグマ星人兄弟(10人いたのかな?)の地球侵略開始のダンスステージ(?)からスタート。
 カッコいいデザインの長男(ほんと、ヒーロー側のキャラだよ、と言っても通用しそうな位、カッコいいデザインにアレンジされている)も目立つが、ゴスロリ風ファッションで、髪型ツインテールという「マグマ星人・少女」も目立つ目立つ(笑)。

 地球侵略なんて許さない! と、ウルトラマンロッソ、ブルの兄弟が登場。
 マグマ兄弟軍を蹴散らした。
 が、ブルは油断し、強敵である長男や少女など3人を取り逃がす結果に。
 その事に対し説教をするロッソ=カツミ(兄)の態度を煩わしく感じたブル=イサミ(弟)は、一人でマグマ兄弟軍を追撃する。
 
 一方、敗走したマグマ兄弟軍の前には、メフィラス星人が登場。
 彼は、特殊マシーンで人間の精神エネルギーを吸収し、怪獣を復活させるという作戦を提案。
 遅れて会場にやって来た観客の一人が座席に座ろうとしているところを捕らえそのエネルギーを吸収。
 ガンQ、ゼットン、さらに新怪獣カミソリデマーガを誕生させる。

 いや、もちろん、捕らえられた観客は「そういう役」であって、本物の観客ではないでしょうが、そうとは分からなかった子供もいたのでは?
 で、この後、「よし、観客からエネルギーを吸い取れ!」と、マグマ星人たちが客席に降りてきたりするので、ショーの演出としては抜群の効果を上げていました。
 
 怪獣軍団に、ブル一人では、到底勝ち目はないだろう。
 そこに、ウルトラマンゼロ、ジード、そしてもちろんロッソが救援に現れ、会場の観客を救う。
 危機を脱するブル。
 しかし、やはり兄ロッソへの反抗心が抑えられないブルは、あくまで単独で戦おうとする。
 チームワークはガタガタ。
 しかも、マグマ星人兄弟軍の長男は強い!
 あのウルトラマンゼロと1対1で互角に渡り合う程だ。


 チームワークを乱すブルに、自分にも兄弟同様の大切な仲間=ペガがいて、その絆がいかに大切かを語るジード。

 このシーンではジードの映像が流れ、ジードの言葉の説得力が倍増。

 他方、マグマ星人兄弟の長男は、役に立たなくなった弟や妹をあっさり「邪魔者」として抹殺してしまう。
 兄弟の、仲間の絆を持たぬ者になど、負けてなるものか!
 怒りのルーブ兄弟に逆襲され、劣勢に追い込まれたマグマ兄弟軍の長男。
 そんな彼を、メフィラス星人は特殊マシーンにかけ、怪獣のエネルギーにしてしまう。
 何と言う非道な奴!
 出現する、超巨大バルタン星人合体態!

 いやこいつ、なんか名前付いているのだろうか?
 とにかくでかい。
 フォルムとしては「マジンガーZ」に登場した「ゴーゴン大公」みたいな、
「下半身が獣、上半身がバルタン星人」
みたいなやつ。
 で、下半身の(ゴーゴン大公なら)虎の頭になっている部分も、バルタン星人顔。
 さらには、獣というより、ゲジゲジみたいに足が無数に生えている状態です。

 ルーブ兄弟、絶体絶命!?
 その時、ウルトラ6兄弟が、ウルトラマンティガが参戦。
 絆の力を取り戻したルーブ兄弟は、先輩戦士たちの助力もあり、無事、強敵を打倒し、地球を守り抜くのであった。

 ティガ登場シーンでは、おそらくスーツ自体は「灰色」で、ライティングによりパワー、スカイタイプにチェンジするという演出も観られた。
 正直、十分な効果を上げていたか、というと、ちょっと「???」ではあったが(笑)。
 それよりも、今年は会場正面だけでなく、側面にもLEDライトが備え付けられていて、会場側面を光線が走る演出が、抜群の効果を上げていた。
 え~と、良く解らないですよね、この文章じゃ。
 ショーは、主に会場前面のステージで行われるのはもちろんなのですが、中央の通路や、後ろのちょっとしたステージなども活用して、会場全体を使用したショーなのです。
 で、後ろのステージに登場したティガが光線ポーズをとると、会場側面に備わったライトがパパッと点灯して、会場正面のステージ目掛けて光が走る、という演出です。
 う~ん、こういうのは、多分、文章でも、また、DVDとかの映像で観ても、なかなか解らないと思います。
 会場で生で観ていて、「おお、光線が走った!」と感じる演出です。

 昨年同様、ウルトラセブンはアイスラッガーをショーの途中で頭部から外して戦うという演出を披露。
 ジャック(帰ってきたウルトラマン)は、ウルトラディフェンダーを使用。
 こういう、丁寧なキャラ演出は嬉しいですね。
 ウルトラマンタロウの華麗なアクション(バック転の連続や、片手しか付かない形での側転とかを披露していた)には会場の(大人の)観客も「おおお~!」と歓声を上げていました。

 戦い終わった後、ペガがちょこっと出てくる、というシーンもあり、ちゃんとドラマがしっかりしているショーとして、押さえるべきところをしっかり押さえてくれます。

 いやぁ、今年も面白かった。