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バルディオスのパワーアップ編です。
……はぁ?
なんでそんな普通のロボットアニメみたいなことを、いまさら?
まぁ、やっておかなければ、もうスポンサーも苦しい、というレベルで玩具の売れ行きが不振だったのかもしれませんが。
こういう事って、普段からの積み重ねがあってこそ、のものなので、唐突にパワーアップ編とかやられても、玩具販促には効果がないと思います。(この回から路線変更して、ずっとその路線で行く、というのなら別)
個人的には、脚本は前話「マリン! 日本を救え」位のドラマとアクションの比重で、演出がちゃんとアクションにも力を入れてくれるような話が続けば、視聴率や玩具販売成績も少しは上がったのではないかと思うのだが。
それはともかく今回。
販促回なんて、サブタイトルからしてへたをすると従来の(大きなお友達の)バルディオスファンから石を投げられそうな回になりかねないところ、この回は、ちゃんと「バルディオス」なのだ。
いやむしろ「頑張って販促の要素を盛り込みました」というのが視聴者にも痛々しい程伝わってくる辺り、もの凄くバルディオスらしい回ではないだろうか。
アルデバロンは、バルディオスをおびき出し、巨大メカ・ミラジャガーと亜空間で対決させる。
ミラジャガーこそ、アルデバロンが必勝を期して送り込んだ新型メカ。
その力により、まるでミラーハウスのような空間に閉じ込められてしまうバルディオス。
その空間は、あらゆる物を反射し、内部に閉じ込めてしまう力を持っており、ミサイルを撃ってもバルディオス自身に跳ね返ってくるし、バルディオスが体当たりをしても、壁を通り抜けたかと思ったら空間内に戻ってきてしまっている。
ほくそ笑む、アルデバロンの今回の作戦指揮官・ジョリロ隊長。
ジョリロ「お前達は自分の兵器で自滅するか、そこに一生閉じ込められるか。そのどちらかだ」
こうなったら、バルディオスのフルパワーで、鏡を破壊するしかない。
マリン「賭けだ。バルディオスが強いか、あの壁が強いか」
オリバー「それより他に手はなさそうだな……。俺はのるぜ!」
マリン「雷太は?」
雷太「賭け事は大好きさ」
亜空間ビーム、バルディミサイル、ショルダーキャノン、サンダーフラッシュ、フルパワーで一斉発射!
その凄まじいエネルギーは鏡の空間はおろか、ミラジャガー、ジョリロ隊長の乗る母艦も一気に破壊した。
アフロディア「何が起こったんだ!?」
アルデバロン兵「分かりません。凄まじいエネルギーです」
アフロディア「バルディオスは?」
アルデバロン兵「姿は見えません」
アフロディア「バルディオスが亜空間を飛べるのは、パルサービームのおかげだ。
パルサービーム反応を探せ!!」
果たして、バルディオスの行方は?
(続く)