ゲッターロボ號 その111(第32話『Gアームライザー発動!!』その1) | 無敵動画堂高田のブログ

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ランドウ「素晴らしい……。これほどの満足感、絶えて無かったことだ。そこでだ。ナルキスにも相応しい爵位をプレゼントさせてもらう」
ナルキス「爵位……ですか?」
ランドウ「ラセツには 伯爵 ヤシャには 男爵 ゆえにナルキスには 子爵 の称号を与えよう
ナルキス「……子爵……」
ランドウ「いかがかな? ナルキス子爵」
ナルキス「有り難き幸せ」
 こうして、ナルキスは正式にランドウ軍に参加した。

 超能力者・ナルキス。新たな敵の出現に不安感を募らせるゲッターチーム。
 が、その日、ビッグネイザーの朝は、和やかな雰囲気と、笑顔に包まれて始まった。
 吉井レミが訪ねてきたのだ。
 長い軟禁生活を送ってきた彼女であったが、もうすっかり元気を取り戻したという。
 そして、彼女の来訪目的は、単にお礼を言う為ではなかった。

 Gアームライザー
 それは、ソードトマホークを使いこなす為、新たに開発された、ゲッター號専用のエネルギー増強プロテクターである。
 これさえ身に付ければ、ソードトマホークを自在に操ることが出来るはずだ。しかし、大きな問題が一つ残されていた。
橘博士「Gアームライザーを作る、
 磁鋼石が足りない」

 もともと不足していた上に、このところ、深いダメージを負う戦闘が多く、ゲッターの修理に使ったため、備蓄はほぼ底をついていた。
 そこで、吉井博士の助手も務めていたレミに協力を仰ぎ、吉井博士が残していた素材研究資料にあった複合素材で、Gアームライザーを製作しようという計画だ。
 試しに複合素材を作成してみたところ、Gアームライザーを作成することが可能な強度を持っていた。が、作成には時間がかかり、焦って作っても、粗悪品しかできないという、難しい作業でもあった。


 磁鋼石不足。ここで、この番組の大きな特徴である設定を持ち出してくれたのは、嬉しいところ。
 個人的には、間にもう1本、磁鋼石を手に入れる為の、メタルビースト捕獲作戦話を挟んで欲しかった気もするのだが、2話連続でゲッターが敗北寸前にまで追い詰められる話を展開しているので、ここでさらに作戦失敗の話を挟むのは、暗くなりすぎるか。

 Gアームライザーの完成を待たず、新たに出現するナルキスのメタルビースト=ヘラクルス。
 ゲッターチームは出撃し、ゲッター翔に合体、これを迎え撃つ。
 が、ヘラクルスはゲッター翔とはまともに戦おうとせず、逃げ出してしまう。
ランドウ「どうした!?」
ナルキス「メタルビースト:ヘラクルスにふさわしい舞台に誘います」
 不気味に空中浮遊するヘラクルス……いかなる戦力のメタルビーストなのか?!

(続く)