ゲッターロボ號 その109(第31話『謎の貴公子ナルキス』その2) | 無敵動画堂高田のブログ

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ゲッターロボ號 VOL.4

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(続き)
 アラスカへ調査にやって来たゲッターチーム。空中からでは良く判らない。着陸しようという號の提案に、翔は危険だと反対するが。
號「なあに、ほら、昔の人は、良い事言ってるじゃねえか。
おけつに入らずんば、なんたらってね」

翔「なによそれ……」


 ご、號君~~~。なんか今回の君はちょっぴり下品だぞ。

 地上に降りた一行が発見したのは、全滅した国連平和軍の部隊であった。
 あまりの惨状に胸を痛める號達。
 が、剴は不思議なことに気が付く。
剴「おかしい……こいつらまるで、同士討ちをしているようだ」
 お互いの砲身が向き合っているのだ。

 調査を続ける3人に、突如襲い来る、謎のメカ兵士群。
 乱戦の中、翔をかばった號は、頭部に氷塊を受け、意識を失ってしまう。
 號を守って戦う翔と剴。
 と、背後からの敵に翔が気付かなかったその時、號のゲッターフラッシャーが火を噴き、敵を倒すのであった。
 
 號の回復を待ちながら、翔と剴は感心するばかりであった。
剴「そういえば、本で読んだことがある。格闘技のプロがいいパンチをもらって、意識が無いのに、相手と戦い続けていることがあるって」
翔「まさか……」
剴「人間の闘争本能が、無意識の内に働いているんだなぁ」
 やがて、意識を取り戻す號。気が付いた彼の第一声は。
號「腹減った……飯はまだか……」
 その號の一言に、すっかり肩の力が抜けてしまう翔と剴であった。


 號が比較的おバカな発言をする回は……今回もやはり武上純希さんの脚本回なのだが、番組も後半に入り、実は今後、他の脚本家の先生方も、號にバカ発言をさせるようになるので、一概に武上脚本回の特徴とも言えなくなってくる(笑)。
 武上脚本の影響力、恐るべし……。
(続く)