東海道五十三次 丸子のとろろ汁(丁子屋) | *nao℃*

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納豆と同じくらいとろろいも(やまといも・自然薯)が大好物な私。

 

いつか行きたいと思っていた丁子屋に行ってきました。

 

丁子屋とは

 

 

東海道五十三次 20番目の鞠子(丸子)宿 に描かれているお店です。

 

丁子屋が創業したのは、戦国時代末期の1596年で、以来400年間場所を変えずに営業しているそうで、まさしく歴史の中の1ページのような場所ですね。

 

松尾芭蕉も「梅若葉丸子の宿のとろろ汁」という句を詠んでいて

十返舎一九は「東海道中膝栗毛」の丸子のシーンでとろろ汁を作中に取り入れている

ということで とろろ汁が有名です。

 

 

 

外観

 

浮世絵では小さな茶屋みたいな感じでしたが、実際は、奥の方まで廊下が続く、イメージよりだいぶ大きな作りになっています。

 

当時は小さい茶屋だったのかな?

 

入口はなんとなく昔の面影を残しています。

 

 

 

テーブルとイスというスタイルですが、下は畳です。

 

人が写ってしまうので、撮ったのは天井の方だけ(^-^;

 

東海道五十三次の絵がぐるりと上にかざってありました。

 

 

三密をさけるということで、たぶん今までよりテーブルの間を開けているんじゃないのかな?と想像されます。

 

コロナ前を知らないけれど・・・

 

窓も開けてあり、でもエアコンもしっかりついているので暑さを感じることもなく。(気温40度近い日でしたが)

 

で、こちらが一番オーソドックスなとろろ汁

 

 

こちらのとろろ汁は味噌汁で溶いてあり、ほのかにお味噌の香り&味。

 

そのまま飲めてしまうくらいのやさしい味だったので、ご飯にかけた時は私は醤油を足してしまいました。

 

麦ごはんのプチプチ食感がくせになります!

 

こちらは一番シンプルなセットで1400円也。

 

お子様ランチがなかなか豪華なラインナップで600円代と安かったのが驚き。

 

 

ごはんはおかわり自由(無料)で、夫がとろろ汁をけちけち食べていたので、もちろんおかわりで。

 

ほんとは米粒が躍るくらいにひたひたにとろろ汁をかけるのがおススメの食べ方。(←私はもちろんこっちで)

 

けちけちしてた夫のとろろ汁はだいぶ残ったので、ご飯でおなかがふくれて食べられなくなった夫の分ももらい。

 

 

ふだんだったらもうお腹にはいらないよ~ っていうレベルの満腹だったのですが、

 

この味を何百年も前の人も味わってたんだな~ どういう気持ちだったんだろ~ どう味わってたんだろ~ 今ほど色々なものがなかったから、よっぽどおいしかったんだろうな~

 

と歴史にひたっていたら、あっという間にお腹に入ってしまった(ノ・ω・)ノ

 

デザート食べる時に別腹なるものが現れるといいますが(私はデザートいらない派なので、デザートは別腹生じず)

 

歴史の妄想で別腹出現 ( ´∀` )

 

脳内タイムスリップの瞬間でした。

 

 

ちなみにとろろも好きですが、 東海道五十三次の浮世絵もたまりません。

 

構図はもちろんですが、私が好きなのは得に人物で。

 

人の表情や体勢やフォルム なんかかわいいというか哀愁を感じるというか 実物に忠実なのに写真とは違いたたずまい一つで色々な想像ができる。

 

浮世絵一枚でもけっこう見ていられるおもしろさがあります。

 

この丸子の赤ちゃん背負ってるおかみさんもいい味だしてます。食べてる2人と歩いている人も。

 

写真のない時代なのに、この浮世絵のおかげで当時の様子を垣間見ることができる

 

 

浮世絵も丁子屋も江戸時代にタイムスリップさせてくれる貴重な存在ですね。

 

丁子屋

 

ちなみに、ちょっとした歴史資料館も併設されています。