バンザイは何のため | なななし名無しのひとりごと

なななし名無しのひとりごと

迷ったり、ぼんやりしたり、笑ったり。


 今の今まで、「硫黄島からの手紙」を観ていました。


 くだらない死、無残な、悲惨な死、あがきにあがいた最後の最後の、壮絶な死。 誰も、彼も、みんなみんな、硫黄島に骨をうずめて逝った。ひとりの兵士が、焼くに忍びず地中に埋めた、送られることの無かった手紙だけを遺して。


 観ながら、何度も泣いて、何度も怒って、何度も手を合わせました。


「わたしゃあ、戦後二十年ぐらい、人に同情ってものをしなかったねぇ。何でか、っていうと、戦争で死んだやつらがイチバン可哀相だと思ってたからです。戦争で死んだ奴らは誰よりも生きたかった!死にとうなかったんです!」  


 しげーさんの言葉が、なんというか、こう、胸を抉ります。