2024(令和6)年3月20日
ム ス カ リ(グレープヒヤシンス)
風が冷たい朝でした。雲が多くてどんよりしたお天気でしたが、
いつものように元気よく歩いてきました。
今日のお花さんは紫色した「ムスカリ」です。
百合(ゆり)科。学名 Muscari armeniacum
Muscari:ムスカリ属 armeniacum:小アジアのアルメニアの
Muscari(ムスカリ)はギリシャ語の「moschos ムスク(麝香:じゃこう)」から。
花の香りに由来。3月22日の誕生花。花言葉は「寛大なる愛」とか。
ムスカリの花は葡萄の房に例えられる独特な形をしています。花の色は青や紫、白、
ピンク、黄などです。グラウンドカバーとしても人気で、公園や野原などを覆う
ように植えられたムスカリが開花すると、見事な花の絨毯が楽しめます。原産地は
地中海沿岸から西アジア一帯です。日本では1980年代から広く流通し始めました。
ムスカリの開花時期は3~5月にかけてです。耐寒性が強く秋に植えた球根は寒さを
乗り越えて芽を出します。花の色は紫が有名ですが薄い青や白、黄、ピンクなどの
花を咲かせる品種もあります。草丈は10cm~30cmとコンパクト。
たくさん植えて花畑のような光景をつくることも可能です。
現在のイラクにあるジャニダール遺跡からムスカリをはじめとする花の花粉が発見
されたことがあります。諸説ありますが、これらの花粉は故人へ供えられた
花のものではないかと考えられているそうです。そのため、ムスカリは
最古の手向けの花の一つとしても知られています。
ムスカリの名前は香料の「ムスク」に似た香りがすることから付いたといわれています。
ムスクはジャコウジカ由来の成分で、濃厚な甘い香りが特徴です。寄せ植えするのも
人気で同じ春の花であるチューリップと一緒に植えられている姿がよく見られます。
品種によっては香りが薄いものもあります。(季節の花300、リンネの庭など参照)
今日は久しぶり…というか今年初めて居合の稽古に行ってきます。3か月ぶりかなぁ~
いろいろ落ち付かない情況があってやっと出られるようになりました。
久しぶりなので足腰が悲鳴を上げてしまうかな? (笑)
今日は「春分の日」ですね~お墓参りは明日にしよう。
ご覧頂き有難うございました。