●ガブリエルのオーボエ
この曲を聴いたことが無い人は、
人生のいくらかを損している
といえるのでは? とぐらいに思っています。
また、
この曲を演奏したいがためにオーボエを始めた人は
世界でどれだけ多くの人がいるのだろう?
とも思います。
イタリアのエンリオ・モリコーネ作曲の
映画ミッションのサントラの曲なのですが、
この曲を映画音楽だと知らない人でも
どこかでメロディを聞いたことがあるのではないでしょうか
例えば女子フィギュアスケートで
安藤美姫、カロリーナ・コストナーがこの曲を使用していたり
サラ・ブライトマン
イル・ディーヴォ
ケルティック・ウーマン
ポール・ポッツ
ヨーヨー・マ などの
多くのミュージシャンがカバーしています。
映画ミッションDVD
映画「ミッション」は、1986年イギリス映画。日本公開は1987年。1750年代、スペイン植民地下の南米・パラナ川上流域。先住民グアラニー族へのキリスト教布教に従事するイエズス会宣教師たちの宗教と政治の狭間におかれた生き様を描いてます。
主演の奴隷商人役は、誰でも知っている名優ロバート・デニーロ
物語の重要な人物であるガブリエル神父役にジェレミー・アイアンズ
この人で個人的に【仮面の男】のアラミス役なんかはかっこ良く印象深かったです。(そう、三銃士の)
今ではすっかり有名になった、リーアム・ニーソンなんかも出てますね、この方もたくさんの映画にでていますが、【ナルニア国物語】のアスランの声とか、【98時間】のやたらタフでバイオレンスなお父さんとかが印象的でした。おっと【ダークマン】を忘れていましたね。(サムライミ監督のダークヒーローものですね。)結構、こうゆうのも好きです。
1986年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール、アカデミー撮影賞、ゴールデングローブ賞脚本賞受賞。
大学の時にこの映画【ミッション】を見て衝撃を受け、
更にレンタルで借りて何回も見た覚えがあります。
映画を見て泣くことなんてこの頃ほとんどなかったのですが
ボロ、ボロ、涙を流してみた覚えがあります。
それも毎回。
何らの感情の琴線に触れたのではと思っています。
内容においてもそれくらい、思いに残っている映画です。
思い入れが深すぎてまとまらないので
内容に対する感想は、書かないことにしておきます。
興味ある方は、是非観てください。
オススメです。
本題のサントラの曲なんですが
ミッション(サウンドトラック)
冒頭にも書いた通り
本当に素晴らしい!!
キリスト教の神や天使が降りてくるような
神聖さと深いやさしさ。
このモリコーネの曲も感情を揺らす大きな要因ですね、
下の動画は。作曲者のモリコーネがオーケストラで指揮をして
曲を演奏しているものです。
最初のオーボエ(ガブリエルのオーボエ)の有名なフレーズから
引き込まれるのではないでしょうか。
また、
5:30ぐらいのところからの大人数でのコーラスが始まるあたりなんか
本当に大天使ガブリエルが
エンジェルたちとともに現れそうですもの
一度聞いて見てください。 ↓ ↓ ↓
エンリオ・モリコーネ映画ミッションから
映画ミッションで、ガブリエル神父が南米の原住民と音楽でコミュニケーションを取る場面
モリコーネは他にもたくさんいい曲がありますね。
きりがないのでまたの機会に...。
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