平成27年 五月場所 九日目
天風「おじさん。」
時天空「なんだ、あまちゃん。」
時天空「・・・じぇじぇじぇ。」
怖いもの知らずの若者に得意技を乞われた時天空。
はたして・・・。
【お支払いは分割で】
時天空「うりゃ!」
「バ~ン」
時天空「どうだっ。参ったか!」
天風「ヤ、ヤベェ・・・。」
時天空「・・・リボ!?」
お買い物は計画的に。
なんだかね、十両に上がってきている若手を見ていると、時天空の怖さってちゃんと通じるのかと不安に思うことが度々あります。
若さとは怖いもの知らずとは言うけれど、昨今の若者は子供のまんま天真爛漫に大人になった感じがあるので、時天空のような成熟した大人の威圧感はわからないんじゃないかと思うのです。
今場所あたるかどうかわかりませんが、あの阿炎なんかは時天空のことをただの足の器用なオッサン、くらいにしか見てないんじゃないと、勝手に想像して今からあれこれ気を揉むわけです。
「地震雷火事親父」
昔から世の中の怖いものとして言われていましたが、最後の親父はそんな怖い親父なんてほとんど見なくなりました。
恐れを抱く共通認識も、価値観も時代ともに変化していく。
時天空が奮闘する十両の土俵を見ながら、時代の変化を感じでいます。
さぁ!そんなジェネレーションギャップ激しい十両と早くおさらばするために、あと3勝を是が非でもひねり出して、みんなが待つ幕内に、さぁ!帰ろう時天空!!
幕内のゆかいな仲間たちが時天空を待っているよ♪
【フリーダイヤル】
「トゥルルルル、トゥルルルルル。」
藤島「あ、もしもし中華飯店さん?」
藤島「出前、お願いしたいんですけど」
藤島「え・・・!。」
空腹時の空振りほど悲しいことはありません。
脳の栄養分が欠乏する中、第二案を考えなければならない厳しさ。
人生はサバイバルだと、感じる瞬間です。
審判部の親方も、朝早くから紋付着てお疲れ様です。
お腹が空いて、審議どころじゃないときもあるでしょう。
大切な1番1番に神経をすり減らす、大変なお仕事です。
国技館には食堂があるらしいですが、やはり盛りは基本大盛りなのでしょうか。
二子山「こうやって、結局、優勝は・・・。」
白崎「・・・・・・。」
白崎「あの・・・。」
二子山「え?」
二子山「僕ですか・・・?」
白崎「はい。」
白崎「・・・私、ジーンと来ました・・・。」
このやぶ睨みは、ロス市警殺人課・コロンボ警部なみです。
しかし、伊勢ケ濱の連帯感は負ける時も同じように作用するんですね~。
うぅ、残念。
照ノ富士は相手の徳勝龍をほめるべき相撲だったように思いました。
いい位置の上手を引いて、腕も返して、腹から当てて寄っていく。
徳勝龍くらいの大きさがあれば、力強く寄れるところを見せてくれたんじゃないでしょうか。
残念なのは、日馬富士。
やっぱり軽量が泣き所。
玉鷲の突き押しの圧力をまともに受けると、きついですね。
毎場所、日馬富士の優勝を応援していますが、今日の2敗目は痛い!!
でも落ち込まないで!
白鵬だって、珍しくひじにサポーターをはめているじゃないですか。
いくら白鵬だって「気分転換にはめてみた」、なんてことは、まさかないはず。
相撲にはサポーターの影響がまったく見えないのが気にはなりますが、いやいや。
絶対に「痛いはず!!
あぁ!そうだ!痛いからまわしを取りにいかないのかもしれない。
たった1敗差、日馬ママにも照ノ富士にもチャンスあります。
勝負はこれから、先はまだまだわかりません。
そして明日の時天空は、7勝2敗で波に乗る英乃海。
英乃海が乗る3連勝のその波、明日崩そうではないか!時天空!!