平成27年 初場所 九日目
幕内の初口、火花散る土俵の幕開け!!!
【決着】
ダダダーッ。
ドドドーッ。
時天空「これじゃあ、いつまでたっても勝負はつかない。決着はあれでつけよう!」
嘉風「のぞむところだっ!」
嘉風「あぁ!」
嘉風「あ、負けた。」
まさに激闘。
9日目にして、不覚にも目頭が熱くなりました(事実)
互いに激しく動き回りながらの攻防。
幕内初口の取り組みとは思えないような熱い取り組み。
場内は一気に沸点へと達したことでしょう。
嘉風の唇は青くなり、時天空の顔は青ざめ、二人がほぼ無呼吸状態で死闘を繰り広げたことを物語っていました。
これが本日の敢闘相撲でなくて、誰が敢闘力士になりますか!
初場所 9日目 幕内の敢闘力士は時天空!!!
【燃え尽きて】
「あー、疲れたー・・・。」
フラフラ~。
フラフラ~。
時天空「ヨッシ、やったぞ!」
正代「お疲れッス。」
時天空「・・・ん??」
あら!正代、いつの間に髷を。
熊本県人の代表として、しっかり時天空のお世話お願いします。
そして時天空のように強くなれ。
「・・・・・。」
時天空「・・・あれ・・・。」
時天空「・・・今、何場所だったっけ・・・???」
太田アナ「やりましたね!時天空関。」
太田アナ「は?」
一過性の脳虚血。
体中の酸素が手と足に集中していたことでしょう。
今年はハツラツと見えますが、激しい白星で一気に老け込んでしまいました。
疲労物質も体中にいっぱいになったことでしょう。
炭酸入浴剤・バブにでもゆっくり浸かって、体中に溢れかえった乳酸を分解してゆっくりとお休みください。
明日は、ポスト時天空を狙う、佐田の海。
アリナミンもお忘れなく。
久米川「やぁ、たか坊」
高安「ねえ、おじちゃん♪僕が勝ち越したら、お小遣いくれるぅ?」
久米川「あぁ、あげるとも♪あげるとも♪」
高安「やった~ぃ♪僕、頑張るね♪」
おい、あと1勝で負け越すぞ!
今場所一段と体が大きくなって、お!と思わせる相撲が目立ってきて期待してしまいますが2勝7敗。
まだまだ小結の家賃は高いのか。
でもここは踏ん張りどころ。
相撲のムラと腰高を治せば、関脇なんてすぐそこに見えるはず。
前はあんまり好きじゃなかったのに、いつの間にか応援してしまった高安。
巻き返しはお早めに。
【お夕食】
マダム白鵬「イチン・・・。」
マダム白鵬「今日のお夕食は、青汁ちゃんこよ。」
イチン「!!!」
逸ノ城、甘いものばかりはダメです。
【しつけ】
イチン「青汁ちゃんこ・・・、苦くて食べられなかった・・・。」
マダム白鵬「イチン。」
イチン「!」
マダム白鵬「青汁ちゃんこ食べなきゃ、家に入れないわよ。」
厳しい!じつに厳しいマダム。
というか、なぜ出ない?逸ノ城。
白鵬には早いうちに色んなことをなんでも試しておいたほうがいいと、つくづく思います。
勝てはしなくても、「こいつは何かしてくる」というイメージだけでも持たせたほうが、後々につながるはずです。
今日初めて、どっちを応援しようか、と悩む取り組みがありました。
それは、稀勢の里ー琴奨菊 の取り組み。
優勝を考えると稀勢の里に勝ってほしいけど、琴奨菊には必ず勝ち越してほしい。
私は今まで、「どっちもがんばれ」という姿勢では取り組みは見ていませんでした。
興味のない取り組みでも、必ず応援する力士を決めてから取り組みを見ていました。
なので「どっちもがんばれ!」と声援を送る人には、どっちも応援しないことと一緒だろう、と冷ややかな視線を浴びせていたものです。
が、今日の一戦は心の定まらぬまま時間いっぱい。
攻める琴奨菊とくい止める稀勢の里。
オロオロしながら見てる間に、稀勢の里が苦悶の表情(涙)
あ~ぁ・・・。
怪我は予想は出来るものではありませんが、どっちつかずの観戦はなんとも後味が悪いものになりました。
とにかく琴奨菊はあと1勝。
稀勢の里は怪我がひどいものではありませんように。
とりあえず日馬富士1敗で追走する後半戦ですが、なんだか流れは白鵬よりに。
もちろん白鵬の新記録も見たいですが私は、今場所は日馬富士の優勝が見たい!!