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この前、技能講習を受けに行きました。

技能講習とは、平成24年(だっけ?)に銃刀法が改正されて、新たに加わった講習の事です。
講習とは言っても、前回書いた初心者講習や経験者講習とは内容が違います。

初心者講習(経験者講習)は、運転免許の試験の様に、警察署内等の講堂で机に座って受ける講習です。

技能講習は、実際に銃砲を所持している人が、その銃の扱いに問題が無いかを確認する試験です。

なので、射撃場に行って、実際に自分も持ってる銃で射撃を行い、規定に沿っているかを確認されます。

試験ですから、当然落ちることもあります。
受かると合格証が発行されます。

この合格証がないと、銃砲が更新できません。

つまり、継続して銃砲を所持する為には、この技能講習を受けなければならないのです。


と、前置きはこのぐらいにして、私の所持する散弾銃の更新の為に、技能講習を受けに行ってきました。
この講習についての噂は人から聞いていて、「あの射撃場では教官が厳しくて、落としにかかってくる」等、聞いていたので、私はやさしい(?)と噂の射撃場にて受ける事にしました。

時間に間に合わなかったら落とされてしまいそうだったので、余裕を持って自分の車で射撃場に行きました。たしか1時間ぐらい前にはついていたのかな?

受付する時には、念のため銃砲と弾を携帯して行きました。
時間になり講習がはじまりました。
ふたを開けてみると、人数は私を含め10人程。
皆、散弾銃での受験ですが、トラップとスキートの人両方が一緒に講義を聴きます。

この日来た人を見た感じでは、

30代が20%、
40代が20%、
50代が30%、
その他が60代以上と言った感じでした。

比較的若い人が多かった印象ですが、1番最高齢の人が78歳でした。


講習は、簡単な説明から始まり、銃の分解、組み立て、カラうちののち、実射と移って行きました。
まず、組み立て時に気づいた点。


自分の銃を組み立てられない人が数人いる!

組み立てられない人は、いずれも自動銃(*)でした。
自動中は上下2連と違い、構造がやや複雑なので、多少の手順が必要ですが、いくらなんでも自分も銃の分解・組み立ても出来ない人がいるとは。噂では聞いていましたが、本当にいるんだなあ、と驚きました。

そして、試験はいよいよ実射へ。
3、4人のグループを作って、交代でクレーを撃ちます。
1人を除いて、規定の枚数を撃っていましたが、1人だけ、撃っても撃ってもどうしても当たらない人がいました。1人25発しか撃てないので、その人は途中で1人だけ待機して、その後、試験官の人とマンツーで受けていました。試験官の方は、とてもやさしく、また、見ている所は、細かく規定された、いわゆる試験の為のルールではなく、実際に事故を起こさない為の方法に主眼を置いた、とても良いやりかたでした。

また、落とそうとする試験ではなく、むしろみんなをどうやったら合格できるか、そしてその後も事故を起こさないかという、基本的な事を重要視していました。

そして実射で気づいた事は、分解・組み立てでも薄々感じていましたが、みんなほとんど日頃から銃を撃っていないことです。
例えば、ほとんど銃の手入れをしない自動中の高齢者。薬莢が毎回廃莢されず、いちいちボルトを弾いて、手動で薬莢を取り出していました。

これでは自動銃ではなく手動銃です。


しかも撃つ時はユラユラしていて、撃ち終わった後にボルトをガシガシ。
試験官の方は後ろで色々指導していましたが、私は、
この試験官の人、いつか撃たれてしまうんじゃないかと思いました。それぐらい、後ろで見ていても怖いです。

また、60代とおぼしき男性は、ほとんどクレーを撃った事が無いのか、撃ち方を聞きながら講習をしていました。

そして、さらに、そもそも車を持っていない人が多い事に気がつきました。
射撃をやる上で、車は欠かせません。
なぜなら、日本にあるほとんどの射撃場は、山奥にあるからです。

ということは、そもそも銃を撃つ習慣の無い人ばかりなのだと気づかされました。



そんなわけで、初めての技能講習は、色々な事が勉強になりました。
また、私はどちらかというと技能講習の存在自体に疑問を持っていましたが、
技能講習を実際に終えて、むしろこれは存在意義のある講習だと感じる様になりました。


なぜなら、銃を所持していながらも、ほとんど撃たない人たちに、試験とは言え実射の機会を与えている訳ですから。

とはいえ、講習の費用はもっと安くして欲しいですけどね