戦略★★
戦闘★★★★
カリスマ★
かっこよさ★★★
参考文献
ガイア・ギア
人物評
映画「逆襲のシャア」が上映される前に刊行された、小説「ガイア・ギア」に登場する。なんと、シャア・アズナブル のクローン。
しかしその人格は何とも情けなく、初陣のコックピットで糞を漏らしたりする。この情けなさは、第二次ネオ・ジオン抗争の「マザコン」「ロリコン」シャアに通ずるかもしれない。
小説の挿絵では開始当初シャアそのものの容姿として描かれていたが、物語が進展するにつれシャアの面影は徐々に薄れていっている。
まさに、シャアの面汚し。
一年戦争最後の英雄、ブライト・ノア が登場する「マフティー動乱 」から、100年近くたつ宇宙世紀0203年が舞台。
かつての偉人「シャア・アズナブル」の記憶を受け継ぐメモリー・クローン。
南の島で幼馴染のエヴァリー・キーと暮らしていたが、宇宙へ旅立つようガバ・スーに告げられる。
宇宙へ出た彼は反政府組織メタトロンに迎えられるも、彼自身はあくまでも指導者としての存在を期待する首脳部の傀儡となる事を拒否。つねに専用機ガイア・ギアαに搭乗し最前線に臨む。
当初は現場の人間からも、血筋だけで成り上がったものと思われ疑問視されていたが、努力により弱点を克服しようとする姿勢と、生まれついての性格が好感を得たため人望を集めた。
しかし、首脳部との乖離は著しく、最終的には捨て駒として使われるまでになってしまう。
だが彼は自己の存在を受け止めつつ、あくまで自分自身の道を切り開くべく奮戦した。
ちなみにこの作品は、富野はあまり思い出したくないそうだ。