戦闘★
カリスマ★★★★
かっこよさ★★★
参考文献
機動戦士ガンダム
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
人物評
若い頃から、その激しい気性でしられる。
その反面、放射能やけを防ぐ意味で常時マスクをしているなど乙女な面を併せ持つのは、一年戦争時20歳代という年相応か。
でも外見は、アラフォー。
兄ギレン に比較して父・デギン や弟・ガルマ に対して優しさを見せるが、結局父を殺した兄を殺すなど地は争えない模様。
最後は父をザビ家に殺された、シャアに殺されるなど、なんとも報われない。
外見はオバサンだが、時折見せる目の輝きが意外とかわいらしい。
▲在りし日のキシリア様の肖像画
デギンの長女。
年齢は29~34歳(小説版ではなんと24歳、大島優子より年下)。
政治的にギレンと、軍事的にドズル と対立、身内からはシャアから命を狙われているなど、安らぎは皆無の悲惨な生涯を送る。
ジオン設立直後は、ギレンよりも冷酷。
意見の衝突から次兄サスロ を暗殺(異説あり)、キャスバル(シャア)を暗殺すべく、関係ない多数の乗客ごと宇宙船を爆破するなど、ビートたけし並みにやりたい放題。
しかしルウム戦役頃によく見られたように、父・デギンにはファザコン的な忠誠を示していた。
しかし一年戦争頃からやや変化が見られる。
ガルマ・ザビには絶えずその忠誠心を試していたようで、ガルマの「姉上に、姉上に」と気持ち悪いセリフの連呼を呼ぶ原因となっているようで、シャアも失笑。
しかしその心中に愛情に似たものもあるようで、彼の死後、ギレンが演出した彼の葬儀に中々出ようとしないデギンに、優しい言葉をかけた。
でも、どこまでも似たものだと思われる、目が怖いし。
後年、モビルスーツ戦の利点を説い艦隊戦重視の三男ドズルと対立するなど、旧日本軍で言うと山本五十六的な戦略感を持つ。目は怖いけど。
この対立はギレンが調停し収まるが、その後も対立。
ガルマ死亡時、ドズルの怒りを買って左遷されていた、シャア・アズナブル を呼び寄せ、うるんだ眼を見せるなど対立と乙女化は進行する。
そして一年戦争最終日の宇宙世紀0079年12月31日。
長兄ギレンが父デギンを謀殺したことを知り、宇宙要塞ア・バオア・クーの戦いの最中に
「父殺し」
「兄上も甘いようで」
など名言を吐いて、司令部にてギレンを射殺。
兄に代わって総司令となるが、この暗殺による指揮系統の一時的な混乱を機にジオン軍は敗北。
ザンジバルで逃亡を図るが、シャア・アズナブルによって頭部を吹っ飛ばされて死亡。
結局誰も信じられないまま消えていった。
(過去の人物伝 )
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