【ストーリー】

アカデミー賞®受賞監督ギレルモ・デル・トロと、数々の賞を受賞したストップモーションアニメの巨匠マーク・グスタフソンが、カルロ・コッローディ著の名作童話を蘇らせます。木でできた不思議な人形の男の子ピノッキオが世界をつなぐ魔法の冒険を繰り広げ、苦難を乗り越えていく、命をも与えられる愛の力を描く物語です。(公式サイトより)

 

さて、ネットフリックスで「ギレルモ・デル・トロ」のピノッキオを鑑賞しました。

ピノキオは児童文学として誰しもが触れたことのある名作ですが、今回ギレルモ・デル・トロがストップモーションで作成したとのこともあり、大変気になっていました。

ギレルモの作品では、独特の世界観を持ったダークファンタジーが多く、

2006年の「パンズ・ラビリンス」は特に自分の中では印象に残る作品です。

 

さて、今回のピノッキオはまず人形の造形が素晴らしく、本編の後で見た、制作現場の様子を収めた作品がすごく参考になりました。

ピノキオも、登場人物の造形もとにかくこだわりの詰まった作品となっており、何度か見返してみたくなりますね。

ファシスト台頭といった時代背景も重なっており、子供のころのファンタジー要素の強い印象とは少し異なり、かなり悲しいお話なのだなという気がします。

決してストーリーで特別脚色や改変している部分はなく、結末も含めてわかっているのですが、とにかく人形の造形と撮影の素晴らしさで圧倒されます。

 

特設サイトもありますね。

本作品は第95回アカデミー賞で、長編アニメ映画賞を受賞しています(そのほか数々の賞を受賞していますね)。

 

うーん、いい作品でしたニヤリ

 

【個人評価】 ☆☆☆☆☆  (5つ、グッ