【ストーリー】

“今際の国”での理不尽な“げぇむ”を生き抜き、クリアする度に手に入る数字のトランプをすべて集めたアリスたち。ミラから新たな戦いの幕開けを告げられたアリスは、絵札のカードをクリアするためウサギたちと渋谷へと向かうが、突然始まった銃撃戦に巻き込まれる。同時に複数の“げぇむ”に参加することができないのではないかという仮説を立て、別の会場に向かったアリスたちを迎えたのは、強烈なカリスマ性を持つキューマだった。敵でありながら“げぇむ”を通してキューマの生き様に触れ、生きることの意味を考え始めるアリス。一方、ウサギは尊敬する父を死に追いやった元の世界に戻ることに躊躇を感じ始めていた。

 

シーズン1がすごく良かったので、このシーズン2を楽しみにしていました。

特設サイトも開設されているようですね。

日本での制作ですが、アクションや特殊撮影の映像もよく、海外作品と比べても見劣りすることなく楽しめました。

このシーズン2で終了でしたが、非常によい終わり方だったと思います。

原作の漫画は未読なのでそちらとの違いは判りませんが、シーズン1,2ともに8話ずつと、ボリュームもちょうどよいです。

この手の荒唐無稽な設定で話が進むと、途中は面白いんだけど終わりがいまいちで尻すぼみなこと多いですよね。

伏線回収しきれずにモヤモヤすることもしばしばで・・。

そんな中、今作については、最後のまとめ方が非常に良かったので、すっきり観終えることができました。

トータルの話数も程よい長さだったのではないでしょうか。冗長にならずに、最後のまとめも見事でしたので、満足度が高いです。

 

ここからちょっとネタバレですが、、、

 

えーと、シーズン2の最初の山Pこと山下智久さんは相当インパクトが強くてだいぶ持っていかれた感はあります。

ただちょっと引っ張りすぎた感じなのと、この時のげぇむの「すうとり」自体の面白さはあまりないこともあって、ちょっと今一つだったかなと。

よっぽど次の監獄でのげぇむ「どくぼう」の方が心理戦をついていて、見応えがありました。

チシヤ役の村上虹郎さんは歌手UAの息子さんですね。いい演技していましたので、よかったです。

まあ、最後がうまくまとまったのでよしとしましょう。

 

 

【個人評価】 ☆☆☆☆★ (4つ、5つでもいいかなー・・)