【ストーリー】
舞台はロサンゼルス。保険調査員のレナードの家にある日、何者かが押し入る。彼の妻はレイプされた後、殺害された。その光景を目撃したショックで、レナードは10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になってしまう。ハンディを背負いながらも、犯人を捜し出そうとするレナード。ポラロイド写真にメモを書き込み、事件に関するキーワードは全身にタトゥーとして彫り込む。しかし謎を追えば追うほど、更なる謎が広がっていく・・・。はたして、レナードは犯人を見つけることが出来るのか?(Amazon HPより)

 

久しぶりに普通の映画ですね。。

観たような気もしていましたが結局鑑賞していなかったので、ずいぶん遅くなりましたが、クリストファー・ノーラン監督の原点的な作品ともいえる「メメント」を「インセプション」も「テネット」も観た後で観てみました。

なるほどねー、と唸る作品と言えますが、エンターテインメントとしてはどうかな?と

うんちく大好きな人たちがあーでもないこーでもないと言って話をするのには良いのかなと。

あくまで個人的な好みですが、自分はもっとあっさりした切り口の作品の方が好きですね。

「インセプション」でぎりぎりかな、「テネット」もこの「メメント」もからくりや、どうしてそうなるの??に気を取られて(取られすぎて)楽しめなくなってしまう感じがちょっとねー。

時間軸をどうとらえて、どう見せていくか、ということにとことんこだわっているのがよく分かります。

白黒シークエンスとカラーのシークエンスが、反対側から近づいてきて交わるときは「おー」と思いましたけどねー。

自分の中では映画はやはり娯楽なので、もう少しリラックスして観たいなという希望がありますなニヤリ

 

【個人評価】 ☆☆☆★★  (3つ)