【ストーリー】
クーパー捜査官は異空間にいた。そこで巨人と不可解な会話を交わし、新たな異空間へと飛ばされる。
そしてブラック・ロッジにいるクーパーの前にはローラ・パーマーが現れ、彼の耳元で何かを囁く─ 。
いっぽう現実世界には、長い髪にレサ?ージャケットを着たもう1人のクーパー、Mr.Cが存在していた。
この男は冷酷で殺人を繰り返していたが、その目的とは一体─ 。
事件は様々な場所で起きていた。
サウスダコタでは頭と胴体が別の人間という奇妙な死体が発見され、ラスベガスでは妻子持ちの男ダギー・ジョーンズが、奇妙な行動で周囲を困惑させていた。
また、ツイン・ピークスでは懐かしい顔ぶれが揃う中、クーパーに関する重要な情報がホーク保安官補に届き、新たな捜査が開始される。(Amazon HPより)

 

25年前のTVシリーズの面白さに魅かれて今回のリミテッド・イベント・シリーズも購入してみました。ただ・・・、日本語版は高いですねぇ。初期TVシリーズ観た盛り上がった気分でAmazonでポチってしまったので、今となっては欧州版で購入しておけばと若干後悔しております。

さて、内容ですが、今回はクーパー捜査官がどうなったのかの1点に絞った内容のため、初期シリーズのような、各登場人物の複雑な関係や裏に潜む心理描写などの部分では若干期待外れなところもありました。結局懐かしいメンバーもちょこっと登場するだけで物語の本質にあんまり絡んでこないのが残念ですね。特に初期シリーズでクーパー捜査官と対になる重要な役どころだったハリー・トルーマン保安官が出てなくて残念でしたね。またドナ・ヘイワードも出てなくてちょっとがっかりでした。

内容はやはり難解で、なかなかすっと理解することが難しい作品です。初期シリーズ当時すごく流行っていたのですが、このテイストの作品がやたら流行った理由がもはやよくわかりません。味のある作品であることは間違いないのですが、かなりマニア受けするタイプの作品と思いますね。さすがにこれで終了でしょうか。

 

【個人評価】☆☆☆☆★(好きな人なら4つかな・・)